ミランが今冬の鎌田大地の獲得を画策か? 伊メディアがフランクフルトとの“トレードの可能性”を報じる!

2021年10月26日 サッカーダイジェストWeb編集部

「ミランは前線を強化するための新しい戦力に狙いを定めた」

フランクフルトで存在感を示している鎌田だが、セリエAやプレミアへの挑戦という夢も抱いている。(C)Getty Images

 フランクフルトに所属する日本代表MF鎌田大地に、セリエAの名門クラブが興味を示しているようだ。そして、その獲得は早ければ今冬になるかもしれないと、移籍情報を発信しているイタリア・メディア『CalciomercatoWeb』が10月24日付けで報じている。

 同メディアによれば、「ミランは前線を強化するための新しい戦力に狙いを定め、ドイツのクラブとのトレードを狙っている」という。

「ミランは好調なスタートを切っているが、早くも将来のことを考えており、今後数か月のうちに行なわれる補強を検討している。そのターゲットが、アイントラハト・フランクフルトに所属する攻撃的MFダイチ・カマダだ。特にヨーロッパリーグで好調な1996年生まれのプレーヤーは、ブンデスリーガでは7試合に出場して0ゴールだが、欧州カップ戦では3試合に出場し、1ゴールをマークしている」

 これまで、両クラブの間ではアンテ・レビッチ、アンドレ・シウバといった選手のディールが行なわれてきた。今夏も、ノルウェー代表MFのイェンス・ペッテル・ハウゲがミランからフランクフルトに1年の期限付き移籍を果たしている。買取オプション付きとされており、レンタル期間満了後の完全移籍が既定路線だとみられている。

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 そして、ミランはそのハウゲの移籍金の代わりに、鎌田のトレードを画策しているという。

「ロッソネリはハウゲを使って日本代表の攻撃的MFを獲得する狙いがある。ハウゲはすでに貸し出されており、鎌田を引き抜くことで、すっかり入れ替えるというわけだ。ステファーノ・ピオーリ監督にとってこのプランは選手を『無料』で購入することになり、前線を補強するために現戦力を失うことはない」

 鎌田はフランクフルトのオリバー・グラスナー監督から「代えがきかないクオリティの選手」と高く評価されている。その攻撃的センスを生かしたプレーがチームの武器となっているのは間違いないが、ハウゲらスタメンを奪われる機会も少なくなく、昨シーズンよりも絶対的な立場ではなくなっている。

 果たして、日本代表アタッカーがミランに加わることはあるのか。今後の動向が注目される。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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