現地10月24日に開催されたラ・リーガ第10節で、７位のバルセロナが２位のレアル・マドリーをホームに迎えた"エル・クラシコ"が開催された。

　最初にビッグチャンスを作り出したのはバルサ。25分、左サイドからデパイが持ち込み、左足で中央へパス。右ウイングに入ったデストが完全にフリーとなるが、シュートを大きく外してしまう。

　32分に試合を動かしたのは、クラシコ３連勝中のマドリーだった。自陣でボールを奪取したCBのアラバが、ヴィニシウスにボールを預けてそのまま一気に前線に上がり、ロドリゴのラストパスを受けて得意の左足を一閃。鮮やかなシュートをネットに突き刺し、先制ゴールを奪う。

【動画】自らのボール奪取から一気に前線へ！アラバが決めた圧巻の先制ゴール

　両チームを通じて前半唯一の枠内シュートでリードを許したバルサは後半、右SBミンゲサに代わってコウチーニョを投入し、デストを右SBに下げる手を打ち、攻勢を強める。48分にはコウチーニョ、その１分後にはファティが立て続けにシュートを放つが、決めきれない。

　やや押し込まれ気味だったマドリーは62分、エリア内でモドリッチが出した浮き球のパスをベンゼマがダイレクトで狙うが、GKテア・シュテーゲンの正面を付く。

　この時間帯当たりからオープンな展開となり、攻守が目まぐるしく入れ替わる。73分にはデストが左足でミドルシュートを放つが枠を捉えられない。

　バルサは74分にファティに代えてアグエロ、77分にはフレンキー・デヨングに代えてセルジ・ロベルトを投入。84分にデパイのクロスにアグエロが合わせるが、これも枠を外れてしまう。

　後半アディショナルタイムにピンチを凌いだマドリーは、そこからのカウンターで途中出場のアセンシオが持ち込んでシュート。ルーカス・バスケスが押し込み勝負を決める１点を奪う。その後にクラシコ初出場のアグエロのボレーで被弾したものの、２‐１で勝利。クラシコ４連勝を飾っている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【PHOTO】「美人すぎる」、「セクシーすぎる」フットボーラーの妻＆恋人たち

【PHOTO】Ｃ・ロナウド、ネイマール、アグエロ、エジル、ポグバetc…世界的名手たちが誇るスーパーカーを厳選＆一挙紹介！