セットプレー弾は意外にも今季初!名波浩監督が中村俊輔のアシストFKに「非常に大きかった」と手応え

2018年04月21日 サッカーダイジェストWeb編集部

中村の高精度FKは健在。仙台戦では試合を決める3点目を演出した。写真:山崎賢人(サッカーダイジェスト写真部)

[J1リーグ9節]仙台0-3磐田/4月21日/ユアスタ

 まさに快勝だった。アウェーに乗り込んだJ1リーグ9節の仙台戦で、磐田は今季最多の3ゴールを奪い、3-0の快勝を収めたのだ。
 
 57分に松浦拓弥の2試合連続弾で先制すると、直後の58分に小川大貴が追加点。さらに、82分には田口泰士が移籍後初ゴールを奪った。
 
 名波浩監督がもっとも喜んだのは、試合の行方を決めた3点目だ。
 
「(中村)俊輔のFKでしたが、田口の移籍後初ゴールはチームにとっても非常に大きかったですし、昨季にストロングポイントと言われていたセットプレーからの得点が今季は1点もなかったので、ああいう形で入ってよかった」
 
 中村のピンポイントクロスに田口が頭で合わせたゴールは、まさに圧巻。クロッサーとフィニッシャーの息がぴったりとシンクロしたセットプレー弾に、仙台の守備陣は誰も競り合うことができなかった。
 
 名波監督が言う通り、得意のセットプレーからゴールが生まれたことに加え、田口の初ゴールもチームの士気を上げる好材料だろう。「攻守ともにまとまりがあれば勝点は積み上げられると思うし、まとまった状態でやりたい。コンディションを見ながら良い人間を積極的に起用できるようにしたい」と締めくくった指揮官にも笑顔が見えた。

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