渡の決定機に守護神・菅野がビッグセーブ! 札幌対福岡は両者譲らず0-0のドロー決着

2021年10月24日 サッカーダイジェストWeb編集部

中央から崩して渡が抜け出し1対1となるが…

試合を通じて安定したセービングを見せた札幌のGK菅野。写真:田中研治

 Jリーグは10月24日、J1第33節の4試合を各地で開催。札幌ドームで行なわれた北海道コンサドーレ札幌対アビスパ福岡の一戦は、0-0で引き分けに終わった。

 両チームのメンバーは以下のとおり。

札幌/ホーム 監督:ペトロヴィッチ
スタメン)
GK:菅野孝憲 DF:田中駿汰、高嶺朋樹、菅大輝 MF:金子拓郎、荒野拓馬、駒井善成、青木亮太、小柏剛、チャナティップ FW:ジェイ
サブ)
GK:中野小次郎 DF:柳貴博、西野奨太 MF:小野伸二、深井一希 FW:ミラン・トゥチッチ、ドウグラス・オリヴェイラ

福岡/アウェー 監督:長谷部茂利
スタメン)
GK:村上昌謙 DF:湯澤聖人、奈良竜樹、ドウグラス・グローリ、宮大樹 MF:渡大生、カウエ、杉本太郎、前寛之、志知孝明 FW:ブルーノ・メンデス
サブ)
GK:永石拓海 DF:輪湖直樹 MF:金森健志、中村駿 FW:山岸祐也、ジョン・マリ、フアンマ・デルガド

 それぞれ3-4-2-1を採用し、システムを同じにするミラーゲームの立ち上がりは、札幌がポゼッションで優位に立つ。ただシュート数では福岡が上回るなど、アウェーチームが効率の良いアタックを繰り出す。

 ミドルゾーンではお互いに一歩も譲らず、激しいバトルが展開される。依然としてボールを握る札幌が敵陣に攻め込む回数を増やしていくが、福岡の組織的な守備をなかなか崩し切ることができない。

 守勢に回る福岡は、相手からボールを奪って攻撃に転じようとしても、札幌の素早い切り替えの前に思うように運べず。試合はスコアレスで前半を折り返す。
 
 迎えた後半、50分に福岡が決定機を迎える。中央からの崩しで渡が抜け出し、相手GKと1対1になるが、狙いすました右足のシュートは札幌の守護神・菅野のビッグセーブに阻まれる。

 一方の札幌はセットプレーから好機を生み出すが、あと一歩のところでゴールをこじ開けることができない。

 その後も一進一退の攻防が続いたが、結局ゴールは生まれず。0-0で勝点1を分け合う結果となった。

 札幌は次節の第34節は、11月3日にホームで湘南ベルマーレと対戦。同日に福岡はホームで大分トリニータと相まみえる。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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