3週間ぶりの公式戦に挑む鹿島。敵地・FC東京戦で重視すべきは“ゲームへの入り方”

2021年10月23日 サッカーダイジェストWeb編集部

早い時間帯に先制点を奪う展開が理想

敵地でのFC東京戦に向け、相馬監督は「チームがひとつになって戦うこと」を強調する。(C)KASHIMA ANTLERS

 実に3週間ぶりの公式戦だ。10月2日に行なわれた前節の横浜FC戦から、代表ウィークを挟み、同23日に鹿島アントラーズは敵地でFC東京戦に挑む。

 横浜FC戦は1-2の敗戦。相馬直樹監督は「しっかり戦えなかった部分があったと思う」と振り返る。FC東京戦に向けては、「いろんな戦い方であるとか、確認した部分も当然ありますが、やり方のところ、そこの整理プラス、それ以上に、チームがひとつになって戦うこと」を強調する。

 相手の印象については、次のように語る。

「非常に前へのエネルギーが強くなっている。それだけではなく、速い攻撃はストロングとして持っているチームだと思っています」

 その特長をいかに出させないようにするかはひとつのポイントであり、また「先に取れば、少し引いてカウンターという形も持っている」のも警戒すべき点である。
 
 何よりもまずは、早い時間帯に先制点を奪う展開が理想だ。

「立ち上がりからしっかりとゲームに入り、先に点を取る、取らせないというところ。中断明けということも含めて、ゲームへの入りが非常に重要になる」

 27日には、川崎フロンターレとの天皇杯準々決勝が控えている。タイトル奪取を見据えて負けられない一戦に勢いを持って臨めるように、まずは今節のFC東京戦を良い形で乗り切りたい。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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