「また結果を残したい」思い出の味スタで、荒木遼太郎は鹿島を勝利に導けるか。節目の二桁達成にも期待

2021年10月22日 サッカーダイジェストWeb編集部

「守備から入って、相手のスキを見ながら攻撃したい」

二桁の大台まであと1点。チャンスメイクだけでなく、フィニッシャーとしても荒木にかかる期待は大きい。写真:徳原隆元

 鹿島アントラーズのMF荒木遼太郎が10月21日、同23日のFC東京戦に向け、オンラインでの取材に応じた。

 1-2で敗れた前節の横浜FC戦から、代表ウィークを挟み、準備期間は約3週間。「FC東京は攻撃が凄いチーム。守備でやられないための対策、コンパクトにしながら行くところをはっきりしたりとかを調整していました」と明かす。

 相手は前線に強力なアタッカー陣を揃えるだけに、「まず守備から入って、相手のスキを見ながら攻撃したい」とイメージする。

 その攻撃面で荒木にかかる期待は大きい。トップ下を主戦場に、確かな技術とビジョンで好機を演出するほか、プロ2年目の19歳はチーム2位の9得点をマークするなどフィニッシャーとしても存在感を示す。

 二桁の大台まであと1点。「どの試合でも点数を決めるのは目標にしていますし、二桁もかかっているのは頭に入っています」と語る。
 
 FC東京戦はアウェーゲームで、味の素スタジアムは自身にとって、ルーキーイヤーの昨季にリーグ初先発を飾った場所でもある。

「良い思い出があるスタジアム。そこでアシストもしていますし(試合は2-1で勝利)、また何かひとつ結果を残したい気持ちではあります」

 節目の二桁得点を果たし、チームを勝利に導く活躍を期待したい。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【サポーターPHOTO】チーム創設30周年記念試合に集まった鹿島サポーター
 
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