メッシ2発、エムバペ1発! 前線が躍動したパリSG、ホームでライプツィヒに逆転勝利【CL】

2021年10月20日 サッカーダイジェストWeb編集部

一時は逆転を許すも…

特にカウンターの局面で息の合ったプレーをみせたメッシとエムバペ。(C)Getty Images

 現地時間10月19日、チャンピオンズ・リーグのグループステージ第3節が行なわれ、グループAのパリ・サンジェルマンはホームにRBライプツィヒを迎えた。

 ネイマールが内転筋を痛め、アンヘル・ディ・マリアが出場停止というなか、アルゼンチン代表FWリオネル・メッシ、フランス代表FWキリアン・エムバペが揃って先発。4万人の観客が見守るなか、GS2勝目を目指す一戦となった。

 そして開始9分、このふたりが強烈な存在感を示す。メッシが自陣のペナルティエリア付近まで戻ってプレッシャーをかけボールを奪うと、マルキーニョスが走り出していたドラクスラーにパス。そこからさらに前線に送ったパスを受けたエムバペが豪快なシュートを突き刺して、先制点を挙げた。

 続く時間帯もパリSGが何度も好機を創出し、メッシとエムバペのワンツーからゴールチャンスも生まれるが、追加点を生むことができない。

 ホームチームが足踏みをしているうち、粘り強く守り、攻撃時には左右から揺さぶりをかけ続けていたアウェーチームのアンドレ・シウバにゴールを許し、1-1とされる。
 
 そして迎えた後半、追加点を加えたのはライプツィヒだった。アンヘリーニョのクロスに飛び込んだムキエレがダイレクトで蹴りこみ、ナバスの守る牙城を突き崩した。

 追い込まれたパリSGは61分、ワイナルドゥム、ダニーロを投入し、守備のバランスを調整。すると64分、右サイドのハキミが奪ったボールを受けたエムバペがカウンターで駆け上がると、中央のメッシにマイナスのパス。ダイレクトシュートはポストに当たってゴールライン上を滑るが、メッシ自身がダメ押しで蹴りこみ、同点とした。

 そして73分、ロングカウンターから仕掛けたエムバペをシマカンが腕を出して倒してしまい、PKという判定に。獲得したPKはメッシが"パネンカ"で沈め、逆転に成功した。

 さらに90+4分にはハキミが倒されたプレーがVAR判定により再びPK判定に。このキッカーはエムバペが務めたが、枠上に大きく外してしまった。

 試合はその後、さらに1分程度を消化した後、3-2でパリSGの勝利に終わっている。

 パリSGはこの勝利で勝点を7ポイントに伸ばし、グループAの単独首位に。2位にはC・ブルージュに5-1と大勝したマンチャスター・シティが勝点6で続き、3位はC・ブルージュ(勝点4)、未だ勝点のないライプツィヒが4位となっている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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