森保監督がスタジアムを一周しファンに感謝を叫ぶ!決勝点は「サポーターの皆さんがとらせてくれた」

2021年10月12日 サッカーダイジェストWeb編集部

国歌斉唱時の涙については…

ファンへの感謝を叫んだ森保監督。写真:金子拓弥 (サッカーダイジェスト写真部/JMPA代表撮影)

 日本代表は10月12日、埼玉スタジアム2002でカタール・ワールドカップ・アジア最終予選のオーストラリア戦に臨み、2-1で勝利を収めた。

 この試合で敗れれば進退問題にも発展するかもしれない窮地に立たされていた森保一監督は、試合前の国歌斉唱時に目に涙を浮かべるシーンも。

 試合後の会見でその時の心境を聞かれた森保監督は、「感情的と言うか、毎回、『君が代』を歌って試合ができるということを本当に喜びに、誇りに思っています。今もちょっとうるっとなりますけど、今日ホームで試合を戦うことができて、たくさんの日の丸を見ながら、たくさんの応援を受けていると感じました」と明かした。
 
 その気持ちが表われたのか、試合終了時にスタジアムを一周し、サポーターに手を振りながら感謝を伝えてる場面も見られた。

 マイクもなく、大きな声でこう語っていた。

「ピッチとサポーターが一体となって今日は勝利できました。ありがとうございました。最後のゴールもサポーターの皆さんがとらせてくれたと思っています。ありがとうございます。まだまだこれからが厳しい戦いです。厳しい戦いを気持ちをひとつに戦って、ワールドカップに一緒に行きましょう」

 勝点6とし、一歩前進した日本代表だが、最終予選の厳しい戦いはまだまだ続く。11月には、ベトナム、オマーンとのアウェー2連戦が待ち受けている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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