「ここで弱点を話すなんて愚かだ」日本をよく知るオーストラリア指揮官、森保ジャパンへの“秘策”あり?「引き分けは狙わない」

2021年10月11日 サッカーダイジェストWeb編集部

「素晴らしい試合になるはず」

好調な豪州を率いるアーノルド監督。(C)Getty Images

 10月11日、カタール・ワールドカップのアジア最終予選で日本と対戦するオーストラリア代表のグラハム・アーノルド監督が、オンラインで公式会見を行なった。

 ここまで最終予選3試合に全勝し、勝点9でグループBのトップを走るオーストラリアは、19年9月から続くW杯予選での連勝を「11」に伸ばし、世界記録を更新。まさに乗りに乗っている

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 現役時代はサンフレッチェ広島でプレーし、ベガルタ仙台を指揮した経験もあるアーノルド監督は、記者からの「日本の弱点をどうとらえているか?」という質問に、このように返答した。
 
「我々は日本を長い間、スカウティングしている。もしここについて問われたような弱点を話せば愚かな者になるので、詳細を語ることはできない。だが、とにかく我々は自分たちに集中し、選手たちがメンタル、フィジカル面での準備が整っているということを確認するのが大切だと考えている。おそらく選手たちは期待に応えてくれ、素晴らしい試合になるだろう」

 また、記者から「ドローという選択肢はあるのか?」という質問を受けると、「私は引き分けを目指すようなサッカーはしない。必ず勝点3をとるための試合をする」とあくまで勝利を目指すと述べた。

 加えて、「私も選手も、日本で指導やプレーをし、アジアのチームと対戦した経験を持ち合わせている。それらを融合させて、強敵に立ち向かおうと思う」と語り、明日の試合への準備は万全であると強調した。

 会見に同席したFWミッチェル・デューク(ファジアーノ岡山)は、「日本には友人もたくさんいるし、毎回、対戦することに非常に光栄に思う。ワクワクしている」とコメント。日本に縁の深いふたりは、自信を見せつつ、日本戦に冷静に臨むことを明らかにした。

 日本対オーストラリアの試合は、12日19時10分にキックオフされる。森保ジャパンにとっては、引き分けも許されない大一番となる。果たして、好調なオーストラリアを叩くことはできるのか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 
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