「キョウゴに頼り過ぎだと」セルティックの伝説FWが古橋亨梧への依存に懸念!「ケガで離脱していた時のチームは…」

2021年10月11日 ワールドサッカーダイジェスト編集部

「ポステコグルー監督にとって悪夢だった」

かつてセルティックでゴールを量産したサットン(左)が、古橋(右)頼みの古巣に物申した。(C)Getty Images

 セルティックの関係者とファンがシーズン2度目のインターナショナルウィークで願うのは、再び負傷に苦しめられないことだろう。9月の日本代表戦で古橋亨梧が負傷し、戦列離脱を余儀なくされたことの影響は周知のとおりだ。

 クラブのレジェンドであるクリス・サットンも、地元紙『Daily Record』で「前回はアンジェ・ポステコグルー監督にとって悪夢だった」と振り返っている。

「キョウゴ・フルハシやカラム・マグレガー、トム・ロギッチといった選手たちが無傷で乗り越えられるように、彼は祈っているはずだ。チームの層が薄く、シンプルに彼にはそうせざるを得ない。特にセルティックはキョウゴを注視しているだろう。サウジアラビア戦で30分プレーし、12日にはロギッチのオーストラリアとも対戦する」

 一方で、長いシーズンを戦い抜くには、その他のメンバーの奮起も必要だ。元イングランド代表FWは「今週は一部の人がセルティックはキョウゴに頼り過ぎではないかと疑問視していた」と続けている。

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「それはフェアな質問だろう。そして、今シーズンはそうだったと言わなければならない。彼は13(正しくは11)試合で8得点を挙げた。ケガで離脱していたときのチームの違いは見てのとおりだ。

 セルティックは本当に自分たちを高めてくれる補強を必要としていた。そして彼がその男だったんだ。だが、彼にも助けが必要だった。問題は、その助けがどこからくるのか、だ」

 サットンはアルビアン・アイェティやギオルゴス・ギアクマキスといった選手たちの出来に懐疑的な見解を示し、その奮起が必要と主張している。

 チーム内の競争が激化すれば、それは26歳のストライカーのさらなる成長にも役立つはずだ。ポステコグルーは、セルティックの攻撃陣をさらに活性化させることができるだろうか。

構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部

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