韓国、土壇場でエースが仕事! ソン・フンミンの劇的V弾でシリアに薄氷の2-1勝利、最終予選2連勝

2021年10月07日 サッカーダイジェストWeb編集部

序盤からボール保持率で圧倒するも決め手を欠く韓国

シリア戦でフル出場したエースのソン・フンミン。89分に決勝ゴールを挙げた。(C) Getty Images

 カタール・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選グループA第3節の韓国対シリアが10月7日、韓国・アンサンで日本時間の20時キックオフで行なわれ、韓国が2対1で勝利を収めた。

 ここまで1勝1分けの2位につける韓国と、1分け1敗の4位シリアの対戦は、序盤からホームの韓国がボール支配率で圧倒。終始7割を超えるポゼッションでシリアを押し込んだ。

 しかし、開始10分にソン・ミンギュのヘディングシュートがクロスバーを直撃して先制のチャンスを逃すと、再三ゴール前へ迫るものの得点を決めきることができない。前半終了間際には元G大阪のファン・ウィジョやファン・ヒチャンが立て続けにチャンスを迎えるも枠を捉えきれず、前半はスコアレスで折り返した。
 
 そして迎えた後半、立ち上がりに均衡が破れる。48分、敵陣バイタルエリアでボールを受けたファン・インボムが左足を振り抜くと、強烈なミドルシュートがネットに突き刺さった。韓国が待望の先制点をゲットする。

 韓国はその後もボールを支配し続けるものの、反撃に出ようとするシリアの抵抗に遭い、追加点には至らない。すると84分、韓国はまさかの失点を喫してしまう。左サイドを破られ、クロスを上げられると、オマル・フリービーンに右足でシュートをねじ込まれてしまう。試合は1-1の振り出しに戻った。

 それでも韓国はすぐさま反撃。土壇場の89分、セットプレーの流れから、エースのソン・フンミンが押し込み、韓国が2-1と勝ち越しに成功する。

 結局、試合は2-1でタイムアップ。韓国が連勝で最終予選2勝目を挙げ、勝点を7に伸ばしている。一方のシリアは勝点1にとどまっている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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