「チンチンにされた」冨安健洋が回顧した2年目の“サウジ戦”。その衝撃のスタッツに内田篤人も驚き!「日本がアジアでこんなことは…」

2021年10月07日 サッカーダイジェストWeb編集部

「ボールを取れなかった」と告白

2年前のサウジアラビア戦では、決勝ゴールを挙げている冨安。(C)Getty Images

 現地10月7日に開催されるカタール・ワールドカップのアジア最終予選第3節で、日本代表は敵地ジッダに乗り込み、サウジアラビアと対戦する。オーストラリアと並ぶ、グループ最大のライバルとの直接対決だ。

 そのサウジアラビアと前回対戦したのが、2019年のアジアカップ。決勝トーナメント1回戦で激突し、冨安健洋がセットプレーから奪ったゴールで1‐0と勝利したものの、日本はポゼッションで圧倒された。

 DAZNで配信中の『内田篤人のFOOTBALL TIME』の番組内で紹介された独占インタビューの中で、冨安はその試合を次のように振り返っている。

「サウジアラビアは力がある。アジアカップではチンチンにされた。あの時はボールを取れなかった。最後のところで何とか守って、という勝ち方だった」
 
 番組内では、以下のような、その試合でのスタッツも紹介された。ボール支配率では圧倒され、パス数も3分の1以下だ。

シュート数/日本5:サウジアラビア15
枠内シュート数/日本2:サウジアラビア1
ボール支配率/日本23%:サウジアラビア77%
パス数/日本197:サウジアラビア659
パス成功率/日本60%:サウジアラビア85%

 このスタッツを見た元日本代表DFの内田篤人氏は、「アジアで、日本がこうなることはなかなかない」と驚いた様子だった。

 それでも、この試合は1‐0で勝利している。完全アウェーのなか、今回の大一番でも我慢する時間帯が長くなりそうだが、粘り強い日本の戦いに期待したい。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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