「なんと殺人未遂で逮捕!」ブラジルで選手が主審の頭部に“残虐キック”をお見舞いする衝撃事件が発生!

2021年10月07日 サッカーダイジェストWeb編集部

クラブは選手を即刻解雇、法的手段を検討とも

写真はイメージです。(C)Getty Images

 信じられない事件が起こった。サッカーの公式戦で選手が主審の頭部にキックを食らわせ、殺人未遂の容疑で拘束されたのだ。
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 現地月曜日、ブラジルのリオグランデ・ド・スル州で州選手権・2部リーグの試合が開催され、サンパウロRSとECグアラニが対戦。その後半59分だった。ロドリゴ・クリベラーロ主審のジャッジに腹を立てたサンパウロRSのMFウィリアム・リベイロが、主審にまず飛び掛かって強烈なパンチをお見舞いする。酷かったのはそのあとだ。さらにピッチに倒れたクリベラーロ主審の頭部に、渾身の力を込めて左足キックを繰り出したのだ。

 すぐさまリベイロは他の選手たちに押さえつけられたが、主審はピクリとも動かない意識不明の状態。英公共放送『BBC』によると、「試合は後半で打ち切りとなり、ピッチに駆け付けた救急車によって主審は緊急搬送された」と報じ、「リベイロは警察によって殺人未遂の容疑で逮捕され、クラブは即座に契約解除を言い渡した」としている。
 
 幸いにもクリベラーロ主審は大事に至らず、翌火曜日には無事退院したという。サンパウロRSは「クラブ113周年の記念日(火曜日)を前に、歴史上最悪の出来事が起こってしまった。審判とそのご家族、そしてファンに深く謝罪します」との声明を発し、リベイロに対しては今後法廷手段も検討していると明かした。

 ニュースはブラジルのみならず、映像に乗って世界中を席巻し、衝撃の余波が広がっている。主審の命をも奪いかねなかったリベイロの蛮行に対して、どのような厳罰が下されるのだろうか。

 なお試合は火曜日に再開され、ECグアラニが1-0で勝利した。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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