「たとえメッシが歩いていても…」エムバペがスターと共演する心境を初告白! ネイマールとの不仲説にも言及

2021年10月06日 サッカーダイジェストWeb編集部

「パスに不満があったから、ネイマールを”浮浪者”と呼んだ」

ゴールを決め、メッシと固く抱き合うエムバペ(7番)。(C)Getty Images

 リーグ・アンのパリ・サンジェルマンに所属するキリアン・エムバペが、同僚となったアルゼンチン代表FWリオネル・メッシに対する感情を初めて吐露した。現地紙『L'Equipe』のインタビューで明かしている。

 今夏の移籍市場で、ラ・リーガのバルセロナから加入したメッシ。エムバペは「まさか彼がここに来るなんて想像もしていなかった」と語った。

「僕は、彼のことを『一緒にプレーするのは不可能な選手』だと思っていた。そういう風に思っている選手は、世界でも本当に一握りで、彼がバルセロナを離れるなんてことが起こると思わなかったからだ。

 彼がチームにいると、彼が得点をするためには、少しでも多くのことをしなければならないということが分かる。そうしなければならないなら、そうすればいい。確立されたヒエラルキーだし、たとえメッシがフィールドを歩いているときでも、僕が走れと言われるのは同意する。何も問題ない。だって、彼はメッシなんだ!」

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 そして、巷で不仲説が浮上したネイマールへの暴言についても言及した。9月に行なわれたモンペリエ戦(〇2-0)の際、背番号10からのパスが少なかったことの不満を覚え、ベンチに戻った際に「clochard」とフランス語でホームレス(浮浪者)を意味するスラングで罵倒したと報じられた一件だ。

 エムバペは「確かにそう言った」と認めたうえで、このように語っている。

「僕はパスに不満があったので、彼を"浮浪者"と呼んだ。こういうことは、サッカーではよくあることだと思う。だから、不満が爆発した後に、彼にもちゃんと話したんだ。僕らは勝ちたいから、こういうことが起こる。だけど、それは別に話し合えば終わる。全く問題ないよ」

 このように"新ビッグスリー"との共演について胸中を吐露した22歳だが、退団の意思は固いと見られている。エムバペとパリSGの契約は2022年6月まで。22年1月までにパリSGとの契約を延長しない場合は、他クラブと自由に交渉ができるようになり、来夏にはフリーで移籍が可能になる。

 ただ、限られた時間とはいえ、エムバペが世界的スターとのプレーを楽しんでいることも確かなようだ。
 
構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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