「やっぱりフロンターレとは違う」田中碧が痛感した新チームに適応する難しさ。川崎とデュッセルドルフの違いとは

2021年10月05日 サッカーダイジェストWeb編集部

「ここで苦しみながらも少しずつ成長していければ」

田中が今夏に加入したデュッセルドルフでの自身の課題について語った。写真:金子拓弥 (サッカーダイジェスト写真部/JMPA代表撮影)

 日本代表の田中碧は10月4日、オンライン上で取材に応じ、初めての海外挑戦で痛感した自身の課題について語った。

 田中は今夏、川崎フロンターレからドイツ2部のデュッセルドルフへ期限付き移籍。リーグ戦に5試合連続で先発出場するなど、すでにチームで主力としての地位を確立しつつある。

 そのなかで、「やっぱりフロンターレとは違う。ボールを保持する時間も長くなくて、守備をする時間が長いですし、奪ってからカウンターに出ていく回数も多い」とスタイルの違いを実感。新たなチームに適応していく難しさを口にした。
 
「フロンターレのときのように、ボールを良い状況で受けられる場面もそんなにあるわけではないですし、周りの選手も、どちらかというと前に前にというスタンスの選手が多い。それに合わせていく力が必要なんだなというのはすごく感じています。そこが自分にとっての一番の課題です」

 川崎時代とはまた違ったチームの要求にまだ戸惑いはあるが、「ここで苦しみながらも少しずつ成長していければ」と田中はさらなる進化を誓った。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 
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