チームを敗戦から救うゴラッソ２発だ。

　SC相模原は10月３日、J２リーグ第32節で水戸ホーリーホックと対戦。開始６分に平松宗のゴールで先制し、15分に同点弾を食らうも、40分に松橋優安がチーム２点目をゲットする。だが、66分に再び、同点とされると、80分に逆転ゴールを喫する。

　２-３と勝ち越されると、82分、途中出場の児玉駿斗が鮮やかなショットで試合を振り出しに戻す。90分に４失点目を献上も、アディショナルタイムの90＋３分、またもや児玉が劇的な同点ゴールを叩き込む。

　試合は４-４でドロー決着。勝ち切ることはできなかったが、粘り強く勝点１を掴む。２得点の児玉はハイパフォーマンスを披露したにもかかわらず、試合後に見せた悔しそうな表情もまた印象的だった。
 

　クラブの公式ツイッターが児玉の２つのゴールシーンを公開すると、「センスしか感じんわ（笑）」「めちゃかっこいいなこのゴール」「こんなにうまかったのか！」「エロ」「完全に天才の仕事」「ノールックでニア上はエグいな笑」といったコメントが寄せられた。
【動画】ゴラッソ２発！ 相模原の児玉駿斗は「こんなにうまかったのか！」

　９月に名古屋グランパスから育成型期限付き移籍で相模原に加入。前節の大宮アルディージャ戦で移籍後初出場を果たすと、今節の水戸戦で自身のJ初ゴールを含む２得点。残留争いの渦中にある相模原の救世主となれるか。22歳のアタッカーのさらなる奮闘に期待だ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【J２第32節PHOTO】相模原４-４水戸｜計８発の打ち合い！ ホーム相模原が粘り強く勝点１奪取！