「ハセベが最高」現地メディアが先発復帰の長谷部誠をMOMに選出し絶賛!「37歳が脅威となった」

2021年10月03日 サッカーダイジェストWeb編集部

鎌田ら攻撃陣には「問題は山積み」と辛口批評

長谷部が先発復帰した試合で、チームは今季初勝利を手にした。(C)Getty Images

 現地時間9月30日、ヨーロッパリーグ(EL)のグループステージ第2節が各地で行なわれ、長谷部誠と鎌田大地が所属するフランクフルトは、三好康児を擁するベルギーのアントワープのホームに乗り込み、1-0の勝利をもぎ取った。

 この試合で、長谷部はブンデスリーガ初戦のドルトムント戦以来、公式戦6試合ぶりに先発に復帰。キャプテンマークを託された37歳は3バックの中央でプレーし、ふくらはぎの痙攣のために72分で交代するまで、熟練のプレーを見せた。

 先発復帰したベテランに対して、現地メディアはこぞって称賛している。『SGE 4EVER』は個人採点で、スコアラーのゴンサロ・パシエンシアと並ぶ最高評価「2」を与えた(※ドイツ・メディアの採点は1が最高、6が最低)。

【動画】長谷部がリベロで先発に復帰! 鎌田、三好も出場したアントワープ対フランクフルトのハイライトをチェック
 
 採点を担当したユリアン・ジェンドセック記者は、マン・オブ・ザ・マッチにパシエンシアではなく長谷部を選出。このような寸評を添えている。

「長い間、職場から離れていた37歳のベテランが最高のパフォーマンスを見せ、アントワープにとって脅威となった。ハセベが3バックの中央に君臨し、ディフェンスリーダーとして可能な限りなことをこなしてみせた。

 いつものように彼は素晴らしいポジショニングで、チームのテンポの悪さを補った。彼が重要なファクターであったからこそ、ディフェンスには何の支障も起こらなかった。負傷で途中退場してしまったのは、本当に残念だった」

 その一方で、鎌田大地やサム・ランメルス、ラファエル・ボレら攻撃陣には「3.5」以下を付け、「問題は山積みだ。守備が安定したのに、彼らのプレーはこの舞台での基準値に至っていない」と辛口な批評をしている。

 ようやく今季初勝利を掴んだフランクフルトだが、週末のリーグ戦では絶対王者バイエルンと対戦する。果たして、長谷部は再び出番が与えられるだろうか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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