現地時間10月３日、現在プレミアリーグでトップに立つリバプールと２位マンチェスター・シティの首位攻防戦が行なわれる。

　大一番を前に、リバプールのユルゲン・クロップ監督が記者会見に出席。対戦するジョゼップ・グアルディオラ監督について語ったようだ。現地紙『Daily Mail』が伝えている。

　記者から「ペップと対峙するときの気持ちは？」と質問されると、クロップはこのように答えた。

「ペップに直接伝えたかは忘れたけど、彼のことを好きなのは本当だ。本心だよ！ 時々、記者会見で彼やシティの悪口を言うつもりはないのに、どこかの誰かが、『クロップがこう言っていた』『あんなことを言った』と告げ口して彼を困らせることがあるんだ。彼の記者会見を見ていると、本気で怒っているときは分かるよ。申し訳なくなる時もある」

　そして、監督同士のつながりは「お互いのことを良く知ってそうでいて、実はそうでもないんだよ」とコメントしている。
 

「彼の家族に会ったこともあるし、私たちの家族とも会ってもらったことがある。奥さんも子どもたちも素晴らしかった。そのことは事実だ。サッカーの試合で会う場面では、試合中にお互いに何を言おうが、さほど重要ではない。彼自身の人柄は知っているからだ」

　さらに、大一番を前に「ペップと対戦するときは、いつも必死だよ」と続けた。

「必死で勝ちたいと思っているし、もちろん彼だって勝利を望んでいる。アプローチも性格も全く違うふたりだけれど、彼のことが好きだし、尊敬している。それに、ペップの作るチームと対戦するのは、サッカー界における最大のチャレンジのひとつだ。とにかく我々にできることは、ミスをしないようにすることだ。それができれば、勝機はあるはずだ」

　世界が注視するビッグマッチは、日本時間10月４日の０時30分にキックオフされる。２人の名将の駆け引きも、注目を集めそうだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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