古橋亨梧が約1か月ぶりの戦線復帰で先発も、決定機を生かせず。 セルティックはレバークーゼンに0-4で大敗【EL】

2021年10月01日 サッカーダイジェストWeb編集部

今季ホーム初黒星

負傷明け即スタメン出場を果たした古橋。(C)Getty Images

 現地時間9月30日に開催されたヨーロッパリーグ(EL)のグループステージ第2節(G組)で、セルティックはレバークーゼンとホームで対戦。今夏に加入後、公式戦9試合で7ゴールを挙げながら、日本代表として戦った7日の中国戦で負傷し、戦線離脱していた古橋亨梧が先発に名を連ね、およそ1か月ぶりの実戦復帰を果たした。

 その古橋は開始2分、ゴール前に抜け出し、いきなりビッグチャンスを迎えるが、相手DFの決死のクリアに遭う。さらに19分にも縦パスに反応し、GKと1対1となるも、モノにすることはできない。

 迎えた25分、ブンデスリーガ2位と好調のレバークーゼンに先制を許す。ターンブルのまずい守備からバッカーにペナルティエリア左でボールを奪われ、最後はインカピエに押し込まれた。

 これで勢いに乗せてしまうと、36分にもパウリーニョのラストパスからヴィルツにネットを揺らされ、あっという間に2点ビハインドとなる。
 
 前半を0-2で終えたホームチームは、後半開始直後の46分にペナルティエリア内でパスを受けた古橋が、振り向きざまに左足で強烈なシュートを放つが、相手守護神フラデツキーのビッグセーブに阻まれる。

 そして58分には、カーター=ヴィッカーズがエリア内でシュートブロックに入った際に痛恨のハンドを犯し、PKを献上。これをアラリオに決められ、リードを3点に広げられる。

 その後、満員のサポーターの前で何とか一矢報いたいセルティックは、何度か惜しい場面を作るが、どうしてもゴールを奪えず。逆に後半アディショナルタイムには、アドリにダメ押し点を奪われ、0-4で大敗を喫した。

 セルティックは今季ホーム初黒星で、グループステージ2連敗。決定機を生かせなかったものの、負傷明けながら精力的に動き、攻撃の中心として存在感を見せつけた古橋は、74分までプレーしている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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