「もはや制御不能」ベンチ待機続きにユナイテッドMFが不満爆発!噛んでいたガムを…

2021年09月30日 サッカーダイジェストWeb編集部

「彼のキャリアは燃えている」

ファン・デベークの不満が爆発した。(C)Getty Images

 我慢の限界か。ドニ―・ファン・デベークがベンチ上で取った行動に注目が集まっている。英メディア『Daily Mail』などが伝えた。

 現地時間9月29日に開催されたチャンピオンズ・リーグのグループステージ第2節で、マンチェスター・ユナイテッドはビジャレアルとホームで対戦。53分に先制を許すも、60分にアレックス・テレスの鮮やかなボレーで追いつくと、土壇場の95分にはクリスチアーノ・ロナウドの劇的な一発が飛び出し、見事に逆転勝利を収めた。

 そんな白熱の一戦で、問題の行為が見受けられたのは89分、オレ・グンナー・スールシャール監督が変化を求め、メイソン・グリーンウッドとテレスに代え、ジェシー・リンガードとフレッジを送り込んだ場面だ。

 ファン・デベークは不満を露わにし、あろうことか、自身が噛んでいたチューインガムをスールシャール監督らがいるテクニカルエリア辺りに向け、投げつけたのだ。さらには、ウォームアップから戻ってきて出番がないことを告げられた際には、ビブスも地面に投げつけていたと報じられている。

【画像】ベンチで不満爆発!ファン・デベークはバイリーに慰められる
 
 ガムを投げた映像はSNS上で拡散されており、ファンからは「これは良くない」「もう自分をコントロールできていない」「彼のキャリアは燃えている」といったコメントが集まっている。

 24歳のオランダ代表MFは、昨季はプレミアリーグでのスタメンはわずか4回、今季も開幕からベンチを温める日々が続いているなかで、先日にはユナイテッドOBのリオ・ファーディナンドのYouTubeチャンネルで、「チームに入れないと、チャンスを待っているのは難しい。簡単じゃないし、自信も失う」と、苦しい胸中を明かすとともに、スールシャール監督について、こう語っていた。

「監督は本当に僕に対してポジティブで、『必要だ。ここに残したい』と言ってくれた。『今は違うドニーになった』と言ってくれた。大きく向上したのだと示したい。もっとプレーしなければいけない。毎日ハードに練習しているけど、試合に出ることが必要だ。1か月に1回じゃベストを見せられない」

 ファン・デベークは今後、ノルウェー人指揮官の信頼を勝ち取ることはできるのだろうか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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