「噂は全部でたらめだ」ドルトムントCEO、ハーランド売却の合意報道を完全否定!「鍵を握っているのは本人だけ」

2021年09月29日 サッカーダイジェストWeb編集部

代理人との良好な関係性も強調

ドルトムントのCEOが、ハーランドの去就の噂にズバリ言及した。(C)Getty Images

 ドルトムントのハンス=ヨアヒム・ヴァツケCEOが、注目を集めるアーリング・ハーランドの去就について語った。英メディア『90min』が9月28日に伝えている。

 21歳のノルウェー代表FWは、一昨季の冬にザルツブルクからドルトムントに加入するや、規格外のスピードとフィジカルを武器にゴールを量産。今シーズンも代表戦も含め、すでに公式戦11試合で16ゴールと桁違いの爆発力を見せている。

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 そんな若き逸材は、今夏もレアル・マドリーをはじめとしたメガクラブからのオファーが報じられており、ステップアップは時間の問題とされてきたが、ドイツ局『Sport1』の取材に応じたヴァツケCEOは、そうした見方を完全否定。残留するためのドアは開いていると主張し、熱弁をふるっている。
 
「噂は最悪だ。専門家の中には、『彼らは"株式市場"にいるのだから、夏にハーランドを売らなければならない』と言う人もいる。それは全部でたらめだ。誰かを売るかどうかは、取締役会のみが決定する。来夏に彼が実際に出て行くかどうかはまだ決まっていない。これからだよ。鍵を握っているのはアーリングだけで、私には自信も悲観もない。

 いずれにしても、いつかは世界最高のクラブのひとつでプレーすることになるだろうが、彼はすでに世界最高のクラブのひとつでプレーしている。無論、レアル・マドリーが彼を誘惑していることも知っているよ」

 また、同CEOはハーランドの移籍の可能性について、世界中のクラブと話をしている敏腕代理人ミーノ・ライオラとの関係性にも言及。彼の行動に懸念がないことを強調している。

「私はミーノ・ライオラと良い関係を築いている。ミーノがお金のことしか考えていないというのは正しいことではない。彼は単純に、その選手にとって何がベストかを考えているのだ」

 サッカー界の主役となりつつあるハーランド。彼は今後しばらく黄色いユニホームに袖を通すのか、あるいは――。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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