リトアニア１部スードゥバに加入した本田圭佑は、すでにチームトレーニングに参加し、同僚と交流しているようだ。現地局『TV3』が９月20日付けで報じている。

　インタビューに応じた24歳のシャビ・アズメンディは、今季のリトアニア１部リーグで25試合に出場し、５ゴール・６アシストという結果をマーク。首位独走に貢献しているエースだ。

　アズメンディはチームの調子は「とても良い。優勝も狙うよ」とコメント。同リーグは日本と同じ春秋制のため、シーズンは終盤を迎える。スードゥバは優勝に向け、残り９試合（延期分の３試合を含む）を控えている。

　また、今夏の新戦力加入には驚きもあったようだ。チームトレーニングに合流した本田について、「最初は誰も信じていなかった」という。
 

「ケイスケ・ホンダは、ミランの10番を背負い、これまでにワールドカップや欧州の有名クラブで活躍してきたトッププレーヤーだ。夏に新しい選手が加わるとは思っていなかったし、まさかそれがホンダだとは思っても見なかったので、すごく驚いた。最初に『ホンダがここに来るよ』と言われても信じなかったよ(笑)」

　一方で、「頼もしい戦力が加わったことは素直にうれしい」とも明かしている。

「高いレベルのサッカー選手と一緒にプレーすることは、チーム全員にとって興味深いことだし、良いことだと思う。しっかりと準備をしているようだし、チームの力になってくれると思う」

　本田は加入にあたり、「優勝に貢献したい。パスを出して攻撃に勢いを生み、チャンスが巡ってくればゴールも決めたい」と意気込んだ。22日に行なわれる国内カップの準々決勝ザルギリス戦でのデビューも囁かれているが、果たして―――。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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