「カガワは終わった」2戦連続ベンチ外の香川真司は“構想外”と現地報道「今ではチームの重荷になっている」

2021年09月20日 サッカーダイジェストWeb編集部

「誰もが期待していたことをもたらしていない」

リーグ開幕戦ではスタメン出場を果たした香川だったが…。(C)Getty Images

 現地9月19日に開催されたギリシャ・リーグ第2節のアストラ戦でPAOKのMF香川真司はベンチから外れた。これで3日前に行われたヨーロッパカンファレンスリーグのリンカーン戦に続くメンバー外となった。

 ギリシャ・メディア『Sportime』は19日、「カガワは終わった」と題した記事を掲載。「カガワは誰もが期待していたことをPAOKにもたらしておらず、今ではチームの重荷となっている」と糾弾。香川との契約は、競争力を高めるためではなく、日本市場を開拓するための商業的な理由で行なわれたと伝えた。
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 記事によれば、香川は今夏にスペインへ戻る話もあったが、結局話が進まなかったという。さらにラズバン・ルチェスク新監督から「退団のメッセージが伝えられた」とも報じており、構想外となり、来年1月の移籍市場で新天地を探すことになると、同メディアは見ているようだ。

 開幕節のPASヤニナ戦で、先発でサプライズ起用された香川は、決定的な場面を決めきれず、61分で交代となった。チームも格下にホームで0‐1と敗れ、まさかの黒星スタート。この試合が最後のテストの場だったのかもしれない。

 昨シーズンの前半も、スペイン2部のサラゴサで構想外となり、契約を解除して浪人生活を強いられた香川。まだ32歳、輝ける場所はあるはずだが……。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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