「情熱を示すことには何の問題もない」OBの“ロナウドを座らせろ”発言にマンU指揮官が反論!「選手への指導ではない」

2021年09月19日 サッカーダイジェストWeb編集部

「リオは自分がよく知らないことについてコメントすることがある」

後輩ファーディナンド(左)の発言にスールシャール(右)が反論した。(C)Getty Images

 オレ・グンナー・スールシャール監督が、クリスチアーノ・ロナウドについて語った。英紙『Daily Mail』が9月18日に伝えた。

 今夏、12年ぶりにマンチェスター・ユナイテッドに復帰した36歳のポルトガル代表FWは、再デビュー戦となったプレミアリーグのニューカッスル戦(〇4-1)でいきなり2発を叩き込むと、続けてチャンピオンズ・リーグのヤングボーイズ戦(●1-2)でもゴール。加入後2試合で3ゴールと、早くも別格の存在感を結果で見せつけているなかで、スールシャール監督は頼もしい新戦力をこう評価する。

「彼は我々が求める戦術を具現化している。それは1人の選手で完結するものではなく、チームから最高のものを引き出すことだ。ブルーノ(フェルナンデス)やメイソン(グリーンウッド)、ジェイドン(サンチョ)やアントニー(マルシアル)にベストを求めることができる。たくさんの選手がいるが、要はチームとして一緒に働くことなんだ。集団が強ければ強いほど、個人がゴールやアシストをするチャンスが増え、一緒に祝うことができる」

 また、ユナイテッドOBのリオ・ファーディナンドが、ヤングボーイズ戦でC・ロナウドがベンチに下がった後、タッチライン際まで飛び出し、大声で味方を鼓舞していたことに対して、「もし自分が監督だったら、彼には座れと言っている」などと発言したことにも言及。「リオは自分がよく知らないことについてコメントすることがある」と、現役時代はオールド・トラフォードで共に戦った後輩に苦言を呈した。

【画像】交代後も最前線へ!スールシャールの横で大声を出すC・ロナウド
 
「クリストファー・マルティンスがネマニャ・マティッチを倒した時、イエローカードが出るべきだった。そしたら闘争心の強いブルーノやクリスチアーノが突然、私の肩に乗ってきたんだ。彼らがいたのはほんの一瞬で、レフェリーに向かって叫んだ。それは、自分たちに不利な判定を何度か受けたことによる煽りだった。

 でもその後2人は座った。あのテクニカルエリアに入れるのは、私かキャラス(マイケル・キャリック)、マイク(フィーラン)、キーラン(マッケンナ)のいずれか1人だけだということは分かっている。マルティンスは退場になってもおかしくない状況だったので、彼らが情熱を示すことには何の問題もない。クリスチアーノが選手を指導していたわけではないからね」

 ユナイテッドは19日にプレミアリーグ第5節でウェストハムと対戦。C・ロナウドらの魂の入った熱いプレーに期待が高まる。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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