「下手くそすぎる」マンU逆転負けの“戦犯”をレジェンドOB2人が辛辣批判!「監督が戦えるレベルにない」

2021年09月15日 サッカーダイジェストWeb編集部

「ベンチを見ればあれだけの選手がいて…」

ワン=ビサカの一発レッド(右)が痛恨だったユナイテッド。リンガード(左)のミスで後半ATに被弾し、逆転負けを喫した。(C)Getty Images

 アウェーで再び、痛恨の敗北を喫した。

 現地時間9月14日、チャンピオンズ・リーグ(CL)のグループステージ第1節が行なわれ、プレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッドは、スイス1部のヤングボーイズとのアウェー戦に挑んだ。

 イケル・カシージャスが持つCL通算177試合目という最多出場記録に肩を並べたクリスチアーノ・ロナウドが先制弾を奪ったまでは良かったが、35分にアーロン・ワン=ビサカが危険なタックルで一発退場に。数的不利となって以降はホームのヤングボーイズに押され、56分に同点に追いつかれると、後半アディショナルタイム5分にはジェシー・リンガードの不用意なバックパスを拾われ、ジョルダン・シーバチュにゴールを叩き込まれて、逆転負けを喫した。

 ワン=ビサカのタックル、リンガードのラストワンプレーでのミスに対し、ユナイテッドOBたちは、試合後に放映された現地局『BT Sports』の解説番組で痛烈に批判している。

 まずリオ・ファーディナンドは「そもそも、ワン=ビサカの軽率なミスが発端だ。これはイスタンブールでバシャクシェヒルに敗れた日(20-21シーズンにアウェーで1-2で敗北)の再来。ジェシーは大きなミスを犯したが、悪いタックルのせいで試合が完全にひっくり返ってしまった」と辛口だった。

 また、ポール・スコールズも「なんというか、不器用すぎるだろう」とあきれ返っていた。

「ワン=ビサカは意図してやったわけじゃないだろうが、彼自身のプレーが問題を引き起こしている。あの場面ではタックルにはいかなければならなかった。だが、やり方が下手くそすぎる」

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 そしてふたりのOBは、オレ・グンナー・スールシャール監督の采配も批判している。

 スコールズは「ベンチを見ればあれだけの選手がいて、オレは上位入賞を狙えるチームを作って来た。それでもトロフィーがとれない理由を見つけようとするなら、プレミアのトップ4と比べた場合、唯一の違いはおそらく監督だろう。今回のチーム構成でトロフィーがとれないなら、いったいいつ獲れるんだ?」と嘆き節だ。

 また、ファーディナンドは「今シーズンにトロフィー無しなら彼は解雇されるだろう」と警鐘を鳴らしている。

「(スコールズの言う通り)トップ争いをしているトップ4の監督のうち、オレはこのレベルで勝てることを証明していないんだ。彼のチームは彼によって形成されたものであり、素晴らしい移籍で、真の勝者やこのクラブの文化を変えることができる選手を獲得した。今、彼は良く評価されているかもしれないが、目的を達成できないなら、ほかの監督と同様にクビになるだろう」

 グループFのユナイテッドは、今後アタランタとビジャレアルとの対戦を控えており、第2節では後者とホームで対戦する。昨シーズンのヨーロッパリーグ決勝で敗れた相手との再戦で、リベンジを果たすことができるのだろうか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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