「日本の元ボスが同じミスを指摘」古橋亨梧の起用法に関する岡田武史氏の発言に英国メディアが注目!「左で張っている選手では…」

2021年09月09日 サッカーダイジェストWeb編集部

代表合流前のダービーでも…

中国戦で先発したものの、古橋は負傷退場となった。(C) Getty Images

 元日本代表監督のコメントが脚光を浴びている。

 現地9月7日に、中立地のカタール・ドーハにあるハリファ・インターナショナル・スタジアムで行われたカタール・ワールドカップ・アジア最終予選第2節で、日本は中国と対戦。40分に大迫勇也が決めたゴールを守りきり、1‐0で勝利を飾った。

 この試合で、4‐2‐3‐1の左サイドハーフで先発に抜擢されたのが古橋亨梧だ。今夏に移籍したセルティックで9戦7発と絶好調のアタッカーは、しかし、中国がリトリートしてスペースがない中で持ち味を発揮できず。50分には、右足を痛めて負傷退場となった。

 英国メディア『Daily Record』は、この試合で解説を務めた元日本代表監督の岡田武史氏が「古橋は僕の印象では真ん中で活躍しているイメージ。左サイドに張っている選手ではない」と発言したことに注目。「元日本のボスが、キョウゴ・フルハシについて、アンジュ・ポステコグルーと同じミスをしたと主張した」と綴った。 

【動画】大迫の先制点!伊東の右サイドの切り込みからダイナミックに押し込む
 古橋が日本代表に合流する直前の8月29日、セルティックは宿敵レンジャーズとのダービーに臨み、0-1で敗れていた。この試合で、セルティックを率いる横浜F・マリノス前指揮官のアンジェ・ポステコグルーは、古橋をここまで主戦場だったCFではなく、4‐3‐3の左ウイングで起用した。

 だが、左サイドでは輝けず、途中で中央にポジションを移してから、チャンスを次々に創出。指揮官は「キョウゴが真ん中に入れば、そのスピードで相手に問題を引き起こすのは分かっていた。初めから中央で起用するべきだった」と采配ミスを認めていた。

 同メディアは、「伝説の監督」と評した岡田氏の見立てにより、クラブと日本代表が同じミスを犯したことが印象的だったようだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【W杯アジア最終予選PHOTO】中国0-1日本|"半端ない"大迫勇也が決勝ゴール!キッチリ勝ち点3獲得!
 

次ページ【動画】大迫の先制点!伊東の右サイドの切り込みからダイナミックに押し込む

みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事