名門ベレーザは初代女王になれるか?なでしこ不動の右SB清水梨沙が語るWEリーグ

2021年09月08日 サッカーダイジェストWeb編集部

「ピッチに立ち続けることで、チームの勝利に貢献できれば」

WEリーグの開幕戦へ想いを明かした清水。※写真は会見中のスクリーンショット

 日テレ・東京ヴェルディベレーザのキャプテン清水梨沙は9月8日、オンライン取材に応じ、目前に迫ったWEリーグの開幕戦へ想いを語った。

 選手たちは例年3月開幕のなでしこリーグを戦っていたものの、日本初の女子プロリーグであるWEリーグの開幕は9月。さらに今夏は東京五輪もあり、代表選手たちは異例のシーズン開幕となる。

 今夏の東京五輪で全4試合でフル出場の清水は、「WEリーグが開幕するということで、今までとは違うシーズン開幕前の過ごし方をしました。そのなかで、スケジュールなどを管理してもらいながら、自分もチームもすごく良いコンディションになってきていると思います」と順調な様子を明かした。

 その一方で、懸念されるのは疲労だ。

 しかし、代表でも不動の右SBは、「オリンピックが終わって、割とオフももらった」とし、メンタルも身体もリフレッシュできて、「すんなりと次のWEリーグへ切り替えられていると思います」という。
 
 ベレーザは2015年シーズンから19年まで前人未踏のリーグ5連覇をはじめ、18、19シーズンは2年連続の国内3冠も達成していた。なでしこリーグ最後の年となった昨季は三菱重工浦和レッズレディースに阻まれ3位でシーズンを終えるなど悔しい1年にもなっていた。

 WEリーグの開幕戦ではその浦和と対戦する。

 試合に向けてキャプテンは、「(浦和は)前からどんどん来る。その中で自分たちがどう繋いでいくか」とポイントを挙げ、「ベレーザらしさ。ボールを保持しながら、アクティブに動いていく。見てくださる方々に何か感じられるプレーを見せたい」と意気込んだ。

 自身が目指すのは「ピッチに立ち続けることで、チームの勝利に貢献できれば」という背中で引っ張って行くリーダー像だ。

 名門ベレーザのキャプテンを務める25歳は、チームを初代女王へ導き、WEリーグの顔となれるか。

 注目の開幕戦は9月12日、味の素フィールド西が丘で13時30分にキックオフされる。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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