「この人、どれだけ頑張るんだろう」長友佑都の鉄人ぶりに内田篤人も驚嘆「衰えないのが凄い」

2021年09月08日 サッカーダイジェストWeb編集部

カバーリングに回った長友が相手に走り勝ち――

10年近く日本代表の左SBでレギュラーを張り続ける長友。34歳となった今も衰える気配がない。(C)JFA

 歴戦のサイドバックの凄みがあるプレーに、元日本代表DFの内田篤人氏も改めて感服したようだ。

 カタール・ワールドカップのアジア最終予選2節で日本は中国と対戦し、大迫勇也のゴールで1-0の勝利を収める。この試合を放送したDAZNの「やべっち・内田の裏チャンネル」で解説を務めた内田氏は、長友佑都の鬼気迫るディフェンスに「凄いなぁ」と感嘆した。

 68分、敵陣で得たセットプレーで、久保建英のFKは相手にクリアされ、カウンターを受ける。良い形でロングボールを入れられ、内田氏も「あ、これはまずい」と危惧した直後だ。脅威のスピードでカバーリングに回った長友が、抜け出してきた相手に走り勝ち、割り切ったクリアで事なきを得る。

 画面に気合いたっぷりの長友の表情が映ると、内田氏は「この人、どれだけ頑張るんだろう。凄いですよね、長友さんって」とコメント。「衰えないのが凄い」と2歳年上の鉄人ぶりに賛辞を送った。
 
 内田氏のシャルケ時代に、長友はインテルの一員として、チャンピオンズ・リーグの舞台でも対戦したことがあるふたり。2008年の北京五輪や、10年(南アフリカ大会)と14年(ブラジル大会)のワールドカップでも、ともに日の丸を背負って戦った間柄だ。

 18年のロシア大会にも出場した長友は、来年のカタール大会で自身4度目となるワールドカップ出場を目指す。日本代表としては歴代2位の127試合出場を誇る34歳の変わらぬ姿を、内田氏も頼もしく思ったに違いない。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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