「物足りないところもたくさんあった」。中国に1-0と勝利も、吉田麻也が苦戦したゲームを振り返る

2021年09月08日 サッカーダイジェスト編集部

「もっと良い展開で追加点を重ねられるようにしたかった」

中国戦に先発した吉田(22番)がゲームを振り返った。(C)Getty Images

 日本代表は9月7日(日本時間8日)、カタール・ワールドカップ・アジア最終予選の中国戦に臨み、1-0で勝利した。

 日本は立ち上がりから敵陣に押し込み、23分には久保建英が右足シュートでポストを叩く。その後も自陣ゴール前にべた引きする中国に対して攻め込み、40分には伊東純也のクロスから大迫勇也が決勝ゴールを決めた。

 1-0で勝利した試合後、吉田麻也はゲームを次のように振り返った。

「勝点3を取りましたけど、物足りないところもたくさんあった。1-0でギリギリだったので、もっと良い展開で追加点を重ねられるようにしたかったと思います。もっともっと上げていかないといけないと思っていますし、プレッシャーもかなりありましたけど、そのなかでも自分たちの良さを出すことを意識して、気持ちの面の準備も非常に良かったです。これがスタンダードにならないといけないと思っています」
 
 相手が守備を固めてきたなかで、中国に勝利できた要因について、吉田はこう述べた。

「焦れずにしっかりサイドから崩すイメージを持って、どこかでワンタッチだったり裏を突くことを意識してやりました。それができた部分とできなかった部分があったと思いますけど、最後はよく決めてくれたなと。どんなチームもあれだけ守られたら崩すのは簡単ではないですし、ここぞで決めてくれるのはすごいなと、助かるなと思いました」

 10月にはサウジアラビア戦とオーストラリア戦に臨む。吉田は力強く意気込んだ。

「次の10月シリーズが前半戦の鍵になると思っています。サウジとオーストラリアをしっかり叩いて、勝点6を取らないといけない。正直、僕らはもう1敗もできない状況なので、残りの8試合全部、勝利を目指してやっていくだけです。もっとパフォーマンスを上げていかないと苦しい試合が続くと思うので、必ず巻き返したいと思います」

 次戦もチームを勝利に導けるか。吉田のパフォーマンスに注目だ。

構成●サッカーダイジェスト編集部

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