「アジア1位がホームで79位に衝撃の敗北」日本の黒星スタートに韓国メディアも驚愕!「海外組を総動員したが…」

2021年09月02日 サッカーダイジェストWeb編集部

アジア4位の韓国は、70位のイラク相手にドロー発進

衝撃の敗戦に思わず下を向く、堂安(左端)と久保(左から2番目)ら日本の選手たち。写真:金子拓弥 (サッカーダイジェスト写真部/JMPA代表撮影)

 日本代表は9月2日、カタール・ワールドカップのアジア最終予選の初戦で、オマーン代表とパナソニックスタジアム吹田で対戦。押し込み、再三チャンスを作るが、引いた相手に得点を奪えずにいると88分、一瞬の隙をつかれ、サイド攻撃から失点してしまう。その後、日本は必死の反撃に出るも、最後までネットは揺らせず。まさかの黒星スタートとなった。

 この結果にはお隣韓国も即座に反応しており、同国のメディア『スポータルコリア』は「FIFAランキング、アジア1位の日本(24位)がホームでオマーン(79位)に衝撃の敗北を喫した」と大々的に報じている。
 
「圧倒するだろうという予想とは異なり、日本は相手の密集した守備をこじ開けるのに苦戦し、51分にはオマーンが先行する機会を作った。サイドからのクロス攻撃の過程でボールが日本のDF長友の腕にペナルティエリア内で当たったのだ。主審がPKを宣言したが、フィールドレビューの末、それは取り消された。試合を動かせないなかで、日本は63分に堂安、 70分に久保を投入し、積極的に攻勢をかけた。80分には久保が敵陣でファウルを受け、自らFKを蹴るも失敗に終わった。

 すると引き分けと思われた88分に、オマーンの劇的ゴールが生まれた。サイドからのクロスをイサム・アブダラ・アルサビがゴール前で右足で合わせたのだ。日本は海外組を総動員して猛攻撃を繰り広げたが、オマーンのゴールを開けられず、来る8日、カタールで行なわれる中国との第2戦に負担がのしかかった」

 アジア最上位の日本が、50位以上も下回る相手に敗れたインパクトはかなり大きかったようだ。なお、日本戦からおよそ1時間後に同予選で、70位のイラクとホームで対峙したアジア4位の韓国は、スコアレスドローに終わっている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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