引いた相手を崩せず、88分に痛恨被弾…長友佑都は黒星スタートに「ありえない敗戦」

2021年09月02日 サッカーダイジェストWeb編集部

「しっかりと修正して次は絶対勝点3を獲りに行く」

格下オマーンに敗れ、長友は悔しさを露わにした。写真:金子拓弥 (サッカーダイジェスト写真部/JMPA代表撮影)

 日本代表は9月2日、カタール・ワールドカップのアジア最終予選の初戦で、オマーン代表とパナソニックスタジアム吹田で対戦した。

 ホームの日本は立ち上がりから押し込み、遠藤航や長友佑都がビッグチャンスを迎えるが、相手守護神の好守もあり、モノにすることはできない。なんとか均衡を崩したいなかで、後半にはセルティックでゴールを量産する古橋亨梧、東京五輪で活躍した堂安律や久保建英と攻撃的なカードを次々と切っていく。

 しかし、ゴールを奪えずにいると88分、右サイドからのクロスをイサム・アブダラ・アルサビに押し込まれてしまう。結局、試合はこのまま0-1で終了。土壇場で被弾した日本は、まさかの黒星発進となった。
 
 試合後、インタビューに応じた長友は、「相手が引いて守ってきて、なかなか前半から相手のブロックを崩すことができなかった。それをなかなか後半も修正しきれずに、失点して負けてしまった。ありえない敗戦かなと思う」と悔しさをにじませた。

 それでも日本代表歴代2位の出場数を誇る34歳は、必要以上に敗戦を引きずらず、「メンタル的にもしっかり切り替えて、今日また課題も見えたと思うので、しっかりと修正して次は絶対勝点3を獲りに行く」と宣言。8日の中国戦では、森保ジャパンの本来のパフォーマンスを発揮することができるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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