「最後に点を取るのは大迫であって欲しい」内田篤人がオマーン戦を解説!古橋投入で緩急の変化に期待

2021年09月02日 サッカーダイジェストWeb編集部

長友へは「もう一度ワールドカップに」

内田氏も動き出しができると期待を寄せた古橋。写真:金子拓弥 (サッカーダイジェスト写真部/JMPA代表撮影)

 カタール・ワールドカップ・アジア最終予選の日本代表対オマーン代表の一戦が9月2日、パナソニックスタジアム吹田で行なわれ、日本は0-1で敗れた。

 0-0で迎えた後半、この試合で解説を務めた内田篤人氏は、後半の頭から投入された古橋亨梧について「練習でも調子が良かったのだと思います。上下、左右に顔を出してほしい」と期待を寄せる。

 特に期待している点として挙げたのは"緩急"だ。

「(前半は)守備も攻撃もまったりとスピードの変化がなかった。ひとりこういう選手が入ると、アクション、動き出しをしてくれて、それに連れて周りのリアクションも出てくる。サッカー自体のテンポが速くなると思います」

 52分、オマーンのクロスボールから日本のペナルティエリア内でハンドがあったとして、一度は主審がPKの判定。VARの末これは取り消された。

 このシーンで内田氏は、「ラッキーはラッキー。ここで済まさずにギアを上げていきたい。やはり勢いが必要だと思います」と指摘した。

 直後に長友佑都が駆け上がりヘディングシュートをした場面では、「サイドバックのクロスに逆サイドのサイドバックがヘディングで合わせるというのはなかなか無いですが、勢いがあって良いと思います」と評価。
 
 そして、自身も練習などでディフェンスに付いたことがあると体験談を語り、「最後に点を取るのは大迫であって欲しい」と元同僚への信頼を口にした。

 しかし88分、オマーンのイサム・アブダラ・アルサビにゴールを許しビハインドを背負う。終盤のパワープレーも得点には結びつかず、最終予選の初戦を0-1で落としてしまった。

 試合後にピッチサイドでインタビューを行なった内田氏は、「結果が出てインタビューがしたい」とキャプテン吉田麻也にリクエスト。

 ともにSBを務めた長友佑都には「もう一度ワールドカップに」とエールを送った。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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