カタール・ワールドカップのアジア最終予選、日本代表対オマーン代表の一戦が９月２日、パナソニックスタジアム吹田で19時10分のキックオフで行なわれている。

　この最終予選から放映権を獲得したDAZNではふたつのチャンネルで試合中継を実施。裏チャンネルでは、元日本代表の中村憲剛氏と岩政大樹氏が解説している。

　まず両名が注目したのは、日本の４-２-３-１に対して、オマーンが４-４-２の中盤ダイヤモンド型に来る布陣のかみ合わせだった。

「もちろん力は違いますが、直近では東京五輪でのニュージーランド戦がそうでした」（岩政）と中盤のかみ合わせの難しさを指摘した。
 

　さらにオマーンについて中村はこう評価した。

「日本の起点であるボランチにしっかりと対応している」
「オマーンが１か月準備した利点が出てる」
「攻守で良さが出ている」
「サイドチェンジされたときの動きが良くチームとして落とし込まれている」

　また日本については、「今回は期間も短かったですし、まだ合わせている段階」として、後半戦へのポイントを以下のように分析した。

「ポイントは一個飛ばしたサイドチェンジ」
「中と外の使い分け」
「伊東選手、原口選手が高い位置でボールを持った時に誰がどうかかわるか」

　ふたりがキーマンに挙げたのは両サイドとトップの大迫勇也だという。

「柴崎選手が前を向いたときの大迫選手の対応がすごく早い」（中村）と評価。この動き出しが遅いと「インターセプトされちゃう」と名パサーならではの意見も。伊東純也については「本当に速い」とそのスピードに期待を寄せた。

　日本対オマーンは０-０で前半を折り返している。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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