９月２日、カタール・ワールドカップ・アジア最終予選の日本対オマーンが行なわれ、日本は０-１で敗れた。

　一進一退の攻防だった前半を経て、後半に突入。しばらく両チームともに目立ったチャンスがなかったが、日本は終盤の87分にクロスから失点した。

　敗戦後、インタビュアーの内田篤人氏が、柴崎岳へ「相手が引いてくるのが予想されたなか、日本のチームとしてはどのような準備をしてきましたか？」と質問した。

「中央を固めてくるのは、事前の情報でもあったので、サイドからしっかり崩しに行けるようにという（準備をしてきました）。クロスの質が上がらず、中で準備している選手に合わなかったり、コンビネーションで崩しに行くところで簡単なミスがあってカウンターを食らったり、そういうのがあったので、非常に難しいゲームだったと、特に後半は思います」
 

　続けて内田氏は柴崎に「攻撃の幅や強弱をつけられる選手だと思っている」と鼓舞するひと言を入れたあと、「次はどのようなポイントを生かして、試合に臨みたいですか？」と訊いた。

「今日は時に後半、ボールタッチ数が自分自身そこまで多くなくて、チームに特に攻撃面で方向性を示せなかったと思います。しっかりと自分が舵を取って、チームの方向性をもう少しメリハリをつけていけるようにしていきたいと思います」

　柴崎は内田の質問に対し、ゲームコントロールについて具体的に回答した。次戦は９月７日にカタールで中国戦に臨む。コメントどおりのプレーを見せられるか、注目だ。

構成●サッカーダイジェスト編集部

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