韓国がホームで痛恨のドロー発進! 強力アタッカー陣を形成もイラクの堅牢を最後まで崩せず【W杯最終予選】

2021年09月02日 サッカーダイジェストWeb編集部

矢継ぎ早に攻撃のカードを切るも拙攻が続いて…

敵陣を縦横無尽に疾駆したソン・フンミンだが、この日はやや空回りが目立った。(C)Getty Images

 現地9月2日、ソウル・ワールドカップスタジアムで行なわれたカタール・ワールドカップ・アジア最終予選の開幕戦、韓国はイラクをホームに迎えて、0-0の引き分けに終わった。

 FWソン・フンミン、FWファン・ウィジョ、DFキム・ミンジェ、MFファン・インボムら不動の主軸たちを4-4-2システムに散りばめ、序盤から圧倒的なボール支配でアウェーチームを押し込む。長短の正確なパスで揺さぶり、左サイドのソン・フンミンやターゲットのファン・ウィジョに素早く預けては波状攻撃を展開。だが、最後の局面でパスやシュートに精度を欠き、なかなか均衡は破れない。

 後半も自陣に深く引きこもるイラクの戦術に手を焼き、徐々にゲームは大味な攻防戦に。58分に韓国はMFナム・テヒ、FWファン・ヒチャンと仕掛けられるアタッカーを惜しみなくピッチに投じ、システムもアグレッシブな4-3-3に変更したが、攻撃の閉塞感は解消できない。フラストレーションが募るばかりで、パスミスも散見されるようになる。
 
 試合はその後もさしたる見せ場はなく、0-0のままタイムアップ。オランダ出身の敵将アドフォカートの術中にハマった韓国はホームで痛恨のスコアレスドローを演じ、3ポイント奪取に失敗した。グループAは韓国、イラクのほか、イラン、シリア、UAE、レバノンが鎬を削る。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【PHOTOギャラリー】韓国女子代表が誇るビーナス、イ・ミナの可憐な厳選フォトをチェック!
みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事