「本気でショックを受けていた」強姦容疑のメンディは刑務所内に“VIP用監房”があると信じて…「勘違いにもほどがある」

2021年09月02日 サッカーダイジェストWeb編集部

セレブ用の監房が存在すると思い込んで…

強力な弁護団とともに法廷闘争に臨むメンディ。次回の公判ではなにを語るのだろうか。(C)Getty Images

 フランス代表DFがとんでもない聞き間違いをしたようだ。英紙『The Sun』などが大々的に報じている。

 現地8月26日、イングランド北西部のチェシャー州警察に身柄を拘束されたのが、マンチェスター・シティに所属するバンジャマン・メンディだ。当局によると、メンディには4件の強姦容疑と1件の性的暴行容疑がかけられており、すぐさま同警察内の留置所に収監されたという。

 告発しているのは3名の女性で、そのうちひとりは18歳以下だ。2020年10月に3件の強姦事件を起こし、今年1月に性的暴行事件を、そして今回の逮捕劇の数日前にふたたび強姦に及んだとされている。いずれも犯行はメンディの自宅で発生しており、直近の事件では20名近い知人を招いてのホームパーティ中。メンディのほか、40代の容疑者も逮捕されている。

 あっさりと保釈請求を却下されたメンディは、先週金曜日に出廷したのち、リバプールに位置する刑務所に移送された。事前に「VP監房に入ることになる」と伝えられていたが、本人はこれを「VIP監房」と聞き間違い。セレブ用に用意された特別な監房が用意されていると、考えられない勘違いをしていたのだ。
 
『The Sun』紙によると、「VPはVulnerable Prisonersの略で、精神的に傷つきやすい囚人という意味。性的犯罪者が多く収監されるエリアで、いたってノーマルな対応だった」という。さらに同紙は関係者の話として、「英語が万全ではないメンディは思い込みが先行してしまったのだろう。とはいえ、勘違いにもほどがある。実際に案内された部屋を見て本気でショックを受け、愕然としたようだ。そして看守に無礼な態度を取った。現実を受け入れられなかったのだ」と、その様子を紹介している。

 次回の審理は9月10日の予定だ。メンディは巨額の資金を投じて強力な弁護団を形成しており、徹底的に争う構えを見せている。なお、マンチェスター・Cは事件発覚の当日に「マンチェスター・シティはバンジャマン・メンディが今日、警察によって起訴されたことを確認し、捜査が終了するまで出場停止とした。事案は法的なプロセスの最中にあるため、完了するまではこれ以上のコメントを控える」との声明を発表した。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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