オマーン指揮官は1か月の長期合宿に手ごたえ!日本を警戒も「成果を発揮して良い試合にしたい」

2021年09月01日 サッカーダイジェストWeb編集部

守護神は「集中力を切らさない」と意気込み

「試合を楽しんでほしい」と語るオマーンのイバンコビッチ監督。※写真は会見中のスクリーンショット

 オマーン代表のブランコ・イバンコビッチ監督は9月1日、ワールドカップ・アジア最終予選の日本戦を前に、オンライン上で前日会見を行ない、入念な準備の手ごたえを語った。

 クロアチア出身のイバンコビッチ監督は、1998年のフランス・ワールドカップで、3位に躍進した同国代表のアシスタントコーチを務め、その後ドイツのハノーファーや、イラン代表の監督、母国のディナモ・ザグレブや、中国、中東諸国で監督を歴任し、2020年からオマーン代表を率いている。

 そんな世界を知る指揮官は、母国セルビアで1か月にわたる長期合宿を実施。国内組を中心に構成されたオマーン代表はテストマッチを重ね万全の体制で日本戦を迎える。

 指揮官は、「日本代表は非常に優れたプレーヤーを揃えており、我々にとっても極めて重要な試合だ。良い準備を重ねてきたので、高いパフォーマンスを見せたい。何名か試合に出場できない選手もいるが、ベストなパフォーマンスで、この試合を楽しんでもらいたい」と意気込みを語った。
 
 負傷により予定していた選手が今回の試合に登録できなかった部分はあったというが、コロナ禍のイレギュラーな状況でもチームの仕上がりに手ごたえを感じているようだ。

「こういうなかでも良い経験を積めた。日本戦に向けての準備を念頭においての合宿だった。しっかりとその成果を発揮して良い試合にしたい」

 また、会見に出席していた守護神のファイズ・アルルシェイディは「日本チームのパフォーマンスは高いものの、監督の言う通り、我々もベストを尽くしたい」と意気込みを語り、「集中力を切らさないように努力する」と語る。

 日本対オマーンのワールドカップ・アジア最終予選は9月2日、市立吹田サッカースタジアムで19時10分キックオフ予定だ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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