「チームのために全力を尽くす」アーセナル電撃加入の冨安健洋が決意!“先達” 岩渕真奈は「一緒に盛り上げよう」

2021年09月01日 サッカーダイジェストWeb編集部

アーセナルは現在、67年ぶりの開幕3連敗でリーグ単独最下位

冨安は低迷する名門の救世主になれるか。(C)Getty Images

 土壇場でイングラド参戦が決まった日本代表DF冨安健洋が、意気込みを語った。

 現地時間8月31日、欧州主要リーグの移籍市場最終日に、アーセナルがボローニャから冨安の獲得を発表。現地メディアなどの情報によれば、契約は2025年までの4年間に1年の延長オプションがつくとされている。かねてより、プレミアリーグ挑戦を希望していると報じられていた22歳にとっては、念願の移籍となった。

 ミケル・アルテタ監督は公式HPで「タケヒロはセリエAと国際舞台で経験を積んできた。彼は優れた守備力、高いテクニック、ボールを持った際の冷静さを備えた万能型のDFだと考えている。彼は我々のチームの重要な存在となるだろう」と期待のコメントを発表するなか、冨安本人も同日にクラブ公式ツイッターで、以下のように英語でメッセージを寄せている。
 
「こんにちは、アーセナルサポーターのみなさん。ボローニャから来たトミです。このチームに加わることができてとても幸せです。チームに貢献するために全力を尽くすことを約束します。スタジアムで会えるのを楽しみにしています」

 また、アーセナルの女子チームでプレーしている岩渕真奈も、クラブ公式ツイッターで、東京五輪で共に日の丸を背負った後輩へエールを送っている。

「Welcome to the Arsenal, Takehiro Tomiyasu. 冨安選手こんにちは。日本代表として、一緒にアーセナルを盛り上げられるように頑張りましょう。男子の応援もしているので、是非女子の応援もよろしくお願いします。頑張りましょう」

 67年ぶりの開幕3連敗で、現在リーグ単独最下位と大苦戦を強いられているアーセナル。いまだノーゴールと低調な攻撃陣もさることながら、9失点も昇格組ノーリッジに次ぎワースト2位だ。日本が誇る若きDFリーダーは救世主となれるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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