グリエーズマンがアトレティコへ電撃復帰! バルサが約50億円の買い取りOP付き1年レンタルで放出と現地報道

2021年09月01日 サッカーダイジェストWeb編集部

19年夏以来2年ぶりの帰還

かつてエースとして君臨したアトレティコに復帰したグリエーズマン。(C)Getty Images

 欧州主要リーグの移籍市場最終日の8月31日、いわゆるデッドラインデーの最後の最後でビッグディールが成立したようだ。

 移籍市場に詳しいファブリツィオ・ロマーノ記者をはじめ、複数の現地メディアが、アトレティコ・マドリーがバルセロナからフランス代表FWアントワーヌ・グリエーズマンを4000万ユーロ(約50億円)買い取りオプション付きの1年レンタルで獲得したと報じた。まもなく正式発表される見込みだ。

 30歳になったアトレティコの元エースは、2019年夏にバルサに移籍して以来2年ぶり、3シーズンぶりの復帰となる。

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 14年夏にレアル・ソシエダからアトレティコに加入したグリエーズマンは、5シーズンに渡って、エースとして君臨。守備的なチームスタイルの中で、257試合で133ゴールという圧巻の成績を残した。

 だが、バルサに移籍して以降は、大エースのリオネル・メッシの陰に隠れ、アトレティコとの契約解除金1億2000万ユーロ(約150億円)に見合った結果を残せず。メッシが去った今シーズンも3試合で無得点と振るわず、批判の声に晒されていた。

 そんななか、FWをもう一枚補強したいアトレティコと、高額年俸のグリエーズマンを放出したい両クラブの思惑が一致したようだ。

 アトレティを熱狂させたレフティが、古巣で輝きを取り戻せるか。同じく不本意な形でバルサを追われたルイス・スアレスとのコンビにも注目が集まる。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 
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