「大変なことをしてしまったと…」前回の最終予選1発目はホームで逆転負け。酒井宏樹が“魔の初戦”を警戒

2021年08月30日 サッカーダイジェストWeb編集部

「中東勢のクオリティが年々上がってきている」

酒井がW杯最終予選の初戦に改めて警戒感を示した。写真:金子拓弥 (サッカーダイジェスト写真部/JMPA代表撮影)

 ワールドカップ・アジア最終予選に挑む日本代表は8月30日、国内で合宿を開始。DF酒井宏樹がオンライン上で取材に応じ、9月2日に行なわれるオマーンとの初戦に向けて意気込みを語った。

 東京オリンピックにもオーバーエイジとして出場したDF酒井宏樹は、今夏加入した浦和でのゲームを含め、ほぼ休みなく稼働中だ。本人は「疲れはもちろんある」としながらも、「でも試合に出られることは幸せなことなので、求められているうちは全力でやりたい」と笑顔を見せた。

 日本は前回、最終予選の初戦でUAEを相手に、本田圭佑の得点で先制しながらも、前半と後半に1点ずつを決められ、ホームで逆転負けを喫した。この試合に先発出場をしていた酒井は当時を振り返り、今回のオマーン戦に警戒感を示した。
 
「(前回は)もちろん見ている方々もそうだと思いますけど、やっている僕らも"まさか"という結果になってしまった。翌日になって大変なことをしてしまったと痛感しました。

 やっぱり(今回こそは)スタートダッシュを確実にしたい。最初のホームでの勝点3がスイッチになると思いますし、前回のようにならないようにしっかり気を引き締めて、その時以上の責任感と集中力を持って臨んでいきたいと思います」

 対戦相手のオマーンについては、「中東勢のクオリティが年々上がってきている」と評価。2019年のアジアカップでは1-0と勝利しているが、「アジアカップを見ても常に接戦でしたし、どっちが勝ってもおかしくないような戦いが続いていると思うので、リスペクトはしながらも、しっかり勝てるようにチーム全員でやっていきたい」と闘志を燃やした。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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