「電話を待っている」冨安健洋のプレミア移籍は成立するのか? 伊紙はボローニャが“妥協する”可能性を報じる

2021年08月30日 サッカーダイジェストWeb編集部

「イタリアでの電話回線は解約した」

本人はプレミア行きを希望しているという。(C)Getty Images

 現地時間8月29日に行なわれたセリエA第2節で、冨安健洋が所属するボローニャはアタランタと対戦し、スコアレスドローに終わった。今夏の去就が注目されている冨安は、81分から出場。今シーズン初の公式戦出場を果たしている。

 移籍市場は31日にクローズするが、プレミアリーグを希望するという冨安の去就は不透明なままだ。伊紙『La Gazzetta dello Sport』は、29日付けで「プレミアリーグのサイレンは点滅しているが、決定には至っていない。経済的にはトッテナム、レスター・シティ、そしてウエストハムが関心を示し続けている。だが、彼の意志は決定的なものであり、イタリアでの電話回線は解約されている。移籍は進行していると考えるべきだろう」と伝えている。
 
 また、同日にイタリア紙『Corriere dello Sport』は「ボローニャはひたすら電話を待つつもりのようだ」と伝えている。

「トッテナムからの2500万ユーロ(約31億5000万円)の運命的なオファーを待っており、最後の時間に電話が掛かってくることを期待しているという。スパーズの提案は2000万ユーロ程度だが、ボローニャは最終的にその金額で受け入れる可能性も残されているようだ」

 代表ウィーク中は、日本代表としてアジア最終予選に挑む冨安。果たして、希望であるプレミア行きは成立するのだろうか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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