「3か月分のお茶は準備した」中国代表はすでにカタール入りし、長期滞在も視野に? 指揮官は“ジャイキリ”に意欲

2021年08月26日 サッカーダイジェストWeb編集部

26日未明に飛行機で発つ

中国代表を率いるリー監督。強豪食いに自信も見せた。(C)Getty Images

 日本サッカー協会(JFA)は8月26日、2022年カタール・ワールドカップのアジア最終予選に臨む日本代表メンバー24人を発表した。9月2日に市立吹田サッカースタジアムでオマーンと、7日に中立地のカタール・ドーハで中国と対戦する。

 その中国代表は26日未明にドーハへ出発。リー・ティエ代表監督のコメントを『中国網』が伝えた。

 中国代表メンバーにはラ・リーガのエスパニョールに所属するウー・レイを含む31名が招集された。同国サッカー協会のチェン・リョンラン副秘書長は「日本戦は本来、上海で開催する予定だったが、国内のパンデミック対策のためにドーハに変更せざるを得なくなった」と説明しており、10月7日のベトナム戦以降のホームマッチも中立地で行なわれる可能性が高まっている。そのため、カタールでプレーできる多くの選手を確保するという決断に至ったようだ。
 
 ちなみに、代表メンバーの帰省日は未定となっている。リー監督は「精神的にも準備はできている。3か月分のお茶を準備してある」と冗談交じりにコメントしつつ、ドーハで臨む初戦のオーストラリア戦と続く日本戦への意欲を示したという。

「この最終予選が行なわれる3か月間、彼らが異国の地で何に直面しなければならないのか、私にはよくわかる。それが先週の金曜日、合宿所を出て外食の許可をした理由だ。

 対戦相手は(FIFAランクで上回る)オーストラリアと日本で、決して簡単な相手ではない。だが、サッカーでは相手が強いからといって自分たちが勝てないという理屈はない。我々は全力で取り組む」

 中国代表にはブラジルからの帰化メンバーが4人含まれるとされる。カタールの地でしっかりと準備をして最終予選に挑む彼らは、日本にとって簡単な相手ではなさそうだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【PHOTO】W杯アジア最終予選オマーン、中国戦に臨む日本代表招集メンバー24人を一挙紹介!
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