最終予選の戦いはすでに始まっている!初戦のオマーンは1か月前から、2戦目の中国は約2週間、直前合宿を実施【日本代表】

2021年08月26日 サッカーダイジェストWeb編集部

初戦は市立吹田サッカースタジアムで実施

万全の準備で臨んでくる相手にどう戦うか。森保ジャパンの真価が問われる一戦となりそうだ。写真提供:JFA

 日本サッカー協会(JFA)は8月26日、9月2日、7日に行なわれるワールドカップ・アジア最終予選に向けて、オンライン上でメンバー発表を実施した。

 選出された24名は、吉田麻也、酒井宏樹、遠藤航のほか、東京五輪に参加した谷晃生、冨安健洋、中山雄太、堂安律、久保建英、板倉滉が名を連ね、南野拓実、鎌田大地ら常連メンバーも名を連ねた。

 会見では反町康治技術委員長がコロナ禍のなか、厳しい状況での戦いになることを強調。その一方で、「日本で初戦をスタートできることをうれしく思っています」と市立吹田サッカースタジアムで最終予選をスタートできることを喜び、「たくさんの人のご尽力で行なうことができました。この場でお礼を申し上げます」と感謝を伝えた。

 日本代表は9月2日にオマーン代表と対戦、その後カタールのドーハで9月7日に中国代表と激突する。

 それぞれの対戦相手については、「オマーンは、情報によると1か月前からヨーロッパで合宿を行なって日本に乗り込んでくる」。さらに、「中国は、一戦目もカタールで行なわれるので、現在ドーハで合宿を行なっており、約2週間の合宿の後、日本戦に臨んでくる」とそれぞれ万全の準備を経て日本戦に臨んでくることを明かした。
 
 日本は週末のJリーグや海外の各リーグを終えた後に集合し、2試合に臨む予定だ。さらに、コロナ禍での厳しい管理体制のなか、過密日程での移動などピッチ外での厳しい戦いも待ち受けている。

 反町技術委員長は「1戦目もドーハで行なうという考えもあるかとは思いますが、それでも初戦を国内で戦えるというのは我々にとってメリットが大きいと判断しました」と東京五輪での熱狂や、サッカーへの関心が高まっているファンの声援をチーム力へ昇華していきたいと初戦を国内で行なうことにこだわったという。

 森保一監督も「厳しい戦いの連続になる」と警戒を強めながらも、「1戦1戦、最善の準備を行なって、最終予選を必ず突破してワールドカップ本大会へ、チーム一丸となって頑張りたい」と意気込みを語った。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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