「イ・スンウはどうしたらいいんだ」林大地に続く原大智のSTVV移籍に韓国メディアが落胆!「ますます立場が悪くなる」

2021年08月24日 サッカーダイジェストWeb編集部

「日本のコネクションがさらに強固に」

林に続く原(左)の加入でイ・スンウ(右)の立場は…。(C)STVV、 Getty Images

 現地時間8月23日、ベルギー1部のシント=トロイデン(STVV)は、アラベスからFW原大智を獲得したことを発表した。これで、現在STVVに所属する日本人選手は、シュミット・ダニエル、鈴木優磨、伊藤達哉、松原后、橋岡大樹、そして先日加入したばかりの林大地に続いて7人目となった。

 このニュースに反応したのが、韓国メディア『InterFootball』だ。「イ・スンウはどうしたらいいんだ…シント=トロイデンが日本人FW2人を獲得。チーム内に日本人だけで7人だ」と題した記事で、韓国代表のアタッカー、イ・スンウのライバルが増えることを懸念した。

「シント=トロイデンが日本人ストライカー2人を連れてきて、イ・スンウの立場がまた悪くなった。林と原が加わり、STVVの日本選手は7人になった。日本のコネクションがさらに強固になり、イ・スンウが定着する可能性は減少した」

【動画】イ・スンウを蹴落とした鈴木優磨の圧巻ゴール集
 現在23歳のイ・スンウは、バルセロナのカンテラ(下部組織)で育ち、"韓国のメッシ"と持て囃されて、将来を嘱望された。だが、バルサを退団して以降は、ヴェローナでもSTVVでも結果を残せず、今年1月には、ポルトガルのポルティモネンセにレンタル。だが、ここでも出場機会を勝ち取ることはできなかった。

 失意のうちにベルギーへ戻ってきた今シーズンも、ここまで開幕5試合で出番はゼロ。移籍を志願している鈴木が退団すればチャンスが広がる可能性があったが、林と原の加入でそれも叶わないかもしれない。

 同メディアは、「攻撃陣に鈴木、林、伊藤、原がいて、イ・スンウがさらに序列が下なのは明らかだ。イ・スンウはリーグ開幕後、一度も先発したことがない」と締めくくっている。

 移籍市場がクローズするまで、残り1週間。輝きを失った"コリアン・メッシ"はこのままSTVVに残るのだろうか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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