ベンチ外が続く遠藤渓太、ウニオン・ベルリン指揮官が語ったその“理由”とは?「確かに今は控えに回っているが…」

2021年08月23日 サッカーダイジェストWeb編集部

今シーズンの公式戦出場は「0」

PSMでは出番もあったが、シーズンイン後はベンチ外が続いている遠藤渓太。(C)Getty Images

 ウニオン・ベルリンに所属する遠藤渓太は、ブンデスリーガ開幕後、ベンチ外が続いている。この件について、同クラブのウルス・フィッシャー監督が言及した。現地メディア『Ligainsider』が報じている。

 遠藤は2020年7月に期限付きでウニオンに加入。今年7月には完全移籍が発表され、シーズン前にはプレシーズンマッチにも出場するなど、好調の兆しを見せていた。

 だが、シーズン初戦となるDFBポカール1回戦にはベンチ入りしたものの出番は来ず。その後は、ブンデス2試合、ヨーロッパカンファレンスリーグ1回戦も帯同したものの、ベンチ外となり、いまだ公式戦出場は叶っていない。
 
 出番を失っている日本人アタッカーについて、22日の記者会見でフィッシャー監督は「確かに今は、少し後ろに下がって、控えに回っている」と認め、このように語ったという。

「だが、それは彼だけではない。それがフットボールであり、こうした決断が必要ないケースもある。だからといって彼に献身さが欠けているとか、そういうことではない。

 彼は今、自分が何をすべきか分かっている。そのための努力を惜しまず、トレーニングでは全力を尽くして、メンバー入りを目指している。それは明らかなことだ」

 ウニオン・ベルリンはブンデスでの2試合をドローで終えており、29日にはボルシアMGと対戦する。23歳の日本人プレーヤーは2年目に突入したブンデスリーガで、チームの戦力に復帰できるだろうか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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