前節の東京ヴェルディ戦で戦列なFK弾を決めたジュビロ磐田の遠藤保仁が再び、魅せた。

　８月21日、ツエーゲン金沢の敵地に乗り込んだ磐田は２-１で勝利を収める。スコアレスで迎えた72分に先制を許す展開も、76分に遠藤のゴールで同点に追いつくと、終了間際の90＋５分にルキアンのPKで逆転に成功。今節も首位の座をキープした。

　脚光を浴びているのが、試合を振り出しに戻した遠藤の同点弾だ。右サイドからルキアンがグラウンダーのクロスを入れると、逆サイドで走り込んだ背番号50が左足をコンパクトに振り抜き、コースを狙った正確なシュートを突き刺した。

　非凡な技術が凝縮された遠藤の２戦連発弾がJリーグの公式Twitterでアップロードされると、続々と称賛の声が集まった。
 

「映像で見るとめちゃくちゃうめぇ」
「今日も決めてますやん」
「憎たらしいくらいの余裕」
「キレイなキックだー、力みがない」
「本当に美しいゴールへの優しいパス」
「こんなふうにボール蹴ってみたかった」
「インサイドで蹴り込む辺りが流石」
「まだまだ元気で嬉しい」
「幸せだわ」
「神か！ほんまに神か！」
「ふわっと決めるよなぁ」

　シーズン序盤は戦列から離れる時期もあったが、５月15日の14節・ザスパクサツ群馬戦で先発に返り咲くと、その試合で決勝点となる今季初弾をマーク。以降は13試合連続スタメン出場を続け、その間、チームは８連勝を達成し、首位の座を奪取。J１復帰へと邁進するジュビロで、ヤットの存在感はますます大きくなっている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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