顔面負傷中のユンカーも先発した浦和、“徳島キラー”関根の決勝点で雨中の決戦を制す!

2021年08月21日 サッカーダイジェストWeb編集部

前半はやや劣勢だった浦和が後半、先制に成功

徳島との前回対戦でも決勝点を挙げている関根がまたもやゴール。汰木からのクロスを確実に押し込んだ。(C)SOCCER DIGEST

 J1リーグは8月21日、第25節の計9試合を各地で開催。鳴門・大塚スポーツパーク ポカリスエットスタジアムで行なわれた徳島ヴォルティス対浦和レッズの一戦は、1-0で浦和が勝利した。

 両チームのメンバーは以下のとおり。

徳島/ホーム 監督:ダニエル・ポヤトス
スタメン)
GK:上福元直人 DF:福岡将太、カカ、ジエゴ MF:岩尾憲、藤田譲瑠チマ、岸本武流、杉森考起、西谷和希 FW:宮代大聖、垣田裕暉
サブ)
GK:長谷川徹 DF:藤田征也、石井秀典 MF:鈴木徳真、小西雄大 FW:渡井理己、西野太陽

浦和/アウェー 監督:リカルド・ロドリゲス
スタメン)
GK:西川周作 DF:酒井宏樹、岩波拓也、アレクサンダー・ショルツ、明本考浩 MF:田中達也、平野佑一、柴戸海、汰木康也 FW:関根貴大、キャスパー・ユンカー
サブ)
GK:鈴木彩艶 DF:宇賀神友弥、槙野智章 MF:伊藤敦樹、大久保智明、江坂任 FW:興梠慎三

 前半は両チームとも無得点。内容的にはホームチームが押し気味に試合を進めたが、相手ゴールをこじ開ける一手が足りず。浦和は辛抱強く守り、最初の45分間を凌ぎ切る。
 
 雨脚が強まった後半は浦和も攻撃に出る回数を増やしていくと、均衡を破るゴールを奪う。62分、江坂との連係で左サイドをえぐった汰木がクロスを入れると、走り込んだ関根が押し込み、浦和が先制に成功する。関根は1-0で勝利した前回対戦に続く得点に。

 試合は結局、浦和が1-0で逃げ切ってみせる。今月10日に顔面を骨折したユンカーもフェイスガード着用でフル出場し、最前線で奮闘。最後は5バック気味にして徳島の反撃を撥ね返し、敵地での難しいゲームで力強く勝点3を掴み取った。

 次節の第26節、25日に徳島はホームで柏レイソルと、浦和はホームでサンフレッチェ広島と対戦する。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 
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