「ナイス救世主!」天皇杯8強入りの名古屋、新助っ人の劇的弾にファン熱狂! 柿谷、前田も絡み「連携も最高」

2021年08月19日 サッカーダイジェストWeb編集部

延長突入が濃厚となった89分に値千金の決勝ゴール

来日初ゴールで天皇杯8強入りを決めたシュヴィルツォク。(C) SOCCER DIGEST

 名古屋の新助っ人がついにベールを脱いだ。

 第101回天皇杯全日本サッカー選手権大会は8月18日に3回戦の1試合と4回戦の7試合を開催。豊田スタジアムで行なわれた名古屋グランパス対ヴィッセル神戸は、名古屋が新助っ人FWシュヴィルツォクの一撃で1対0で勝利を収め、準々決勝進出を決めている。

「移籍してから最初のゴールは本当に難しい。自分も待ち望んでいた」という来日初ゴールは、延長戦突入も濃厚となった終盤89分に生まれた。

 中盤でのボール奪取から、これを柿谷曜一朗につなぐとカウンターを発動。背番号8が鮮やかなボールタッチで敵を翻弄し、左サイドのスペースへ走り込んだ前田直輝へスルーパス。柿谷からのパスを受けた背番号25は中央の様子を窺いながらファーサイドへ丁寧なラストパスを送り込むと、最後はシュヴィルツォクが右足で押し込んだ。

 結局、この1点が決勝点となり、名古屋は7年ぶりの8強入りを決めた。
 
 試合後、シュヴィルツォクは「(移籍後初ゴールによって)良い感じで進んでいけると思う。本当にチームのみんなに助けられてここまできた。感謝したい」とコメント。また、ポーランド人FWにはサポーターからも多くの称賛の声が上がり、クラブ公式SNSには「クバナイスゴール!」「クバ最高!」「救世主クバ!!!」「クバ、本領発揮か」「クバ流石 ナイス救世主!」などと、コメントが寄せられた。

 また、電光石火のカウンターを発動するきっかけとなった柿谷のテクニックや前田のスピードなどにも、「柿谷うっまいなー」「柿谷のパス前のボールタッチも絶妙」「Maeda naoki is fast」「何度見ても連携も最高」などと称賛の声が上がった。

 名古屋は8月15日の24節・湘南ベルマーレ戦でリーグ戦7試合ぶりの白星を挙げ、これで公式戦2連勝。続く同21日の25節・アビスパ福岡戦でリーグ2連勝、公式戦3連勝を狙う。新助っ人の本領発揮で名古屋はリーグ再浮上できるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【動画】「何度見ても連携も最高」柿谷、前田の連係から名古屋新助っ人が決めた! 天皇杯8強入りを決める劇的な決勝弾

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