「最高のクオリティが生まれた瞬間」6戦6発の古橋亨梧に高評価! 英紙は“飛び込みボレー”に驚嘆

2021年08月19日 サッカーダイジェストWeb編集部

ゴールした直後には配信サイトがサーバダウンする”珍事”も

セルティック・パークでのELプレーオフで今季6点目を挙げた古橋。(C)Getty Images

 現地時間8月18日、ヨーロッパリーグ(EL)の予選プレーオフ・第1レグで、スコットランド1部のセルティックとエールディビジのAZが対戦し、2-0でホームの前者が勝利を収めた。

 この試合で、セルティックの古橋亨梧は3トップのCFで先発。12分に先制点を挙げると、61分にはDFのオウンゴールを誘発したジェームズ・フォレストのシュートをお膳立てするパスで、2得点に絡む活躍をみせた。

 現地の評価もうなぎ上りだ。スコットランド紙『Daily Record』は、「キャリアの順調な滑り出しという言葉では表現できないくらいの好調さ! ゴールシーンでは配信サイトがサーバダウンするほど、その影響は絶大となっている。彼の交代時には再び、セルティック・パークで自然とスタンディングオベーションが起きた」と称えた。

 採点ではアンソニー・ラルストン、トム・ロギッチに並ぶチーム内トップタイの「8」をつけた。寸評では「このクラブでの爆発的なスタートを象徴するような、センセーショナルなゴールでの先制点。動き、リズム、正確さ。今回も素晴らしかった」と絶賛している。
 
 また、英紙『Daily Mail』も、「アンジェ・ポステコグルーの元に集った自由奔放なエンターテイナーたちが躍動。最初から最後まで、息もつかせぬスリリングで緊張感のある、最高のエンターテイメントだった」とチームを称え、ロギッチからのボールに飛び込んだ古橋のゴールについては、このように称賛している。

「彼は迷わずにロギッチがピンポイントでボールを送ろうとする場所に飛び込み、AZの4バックをあざ笑うかのようなボレーシュートを放ち、ゴールネットを揺らした。このシーンは、この場所がどこであれ、フットボールにおいて最高のクオリティが生まれた瞬間だった」

 セルティックは、21日に国内リーグのセント・ミレン戦、そして26日にはELプレーオフ第2レグをアウェーで戦う。先月31日にデビューして以来、6試合で6ゴールと得点を量産する古橋は、どこまでその数字を伸ばすことができるだろうか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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