89分の決勝弾でレスターが今季初タイトル!マンCは新戦力グリーリッシュを途中投入も…【コミュニティ・シールド】

2021年08月08日 サッカーダイジェストWeb編集部

期待のグリーリッシュは65分から登場

PKで決勝点を奪ったイヘアナチョ。(C)Getty Images

 現地時間8月7日、プレミアリーグ王者のマンチェスター・シティと、FAカップを制したレスターが相まみえるコミュニティ・シールドが開催された。それぞれの期待の新戦力グリーリッシュとダカは、いずれもベンチスタートとなった。

 イングランドの新シーズン到来を告げるこの一戦は、攻守が頻繁に入れ替わる五分五分の展開でスタート。しかし、中盤にかけてレスターがやや押し込むようになると、23分にペレス、24分にヴァーディーと立て続けにペナルティエリア内からシュートを放つが、モノにすることはできない。

 さらに45分には、ショートカウンターから決定機が到来。バートランドがペナルティエリア手前まで持ち運び、最後はバーンズのクロスにゴール前フリーで反応したヴァーディーが左足で合わせるも、ここは相手守護神ステフェンのビッグセーブに阻まれる。前半はスコアレスで終える。
 
 後半に入って51分、前半はビッグチャンスを生み出せなかったシティは、ペナルティエリア手前の好位置でFKを獲得。マハレズが左足で狙いすましたシュートを放つが、クロスバーの上を大きく越えてしまう。

 膠着した展開のなかで、65分にシティが先に動く。ロドリとイングランド史上最高額で加入したグリーリッシュを投入。後者は新天地デビューとなり、ウェンブリーは大歓声に包まれた。

 対して、レスターも71分に交代カードを切る。昨シーズンにザルツブルクで公式戦34ゴールを挙げたダカら、4人を一気に送り込んだ。

 迎えた89分、土壇場でレスターがついに均衡が破る。相手のファウルでPKを得ると、イヘアナチョが落ち着いてゴール右に決めた。

 追い詰められたシティは、その後必死に反撃に出るが、同点ゴールは奪えず。レスターが1-0でプレミア王者を下し、今季初タイトルを掴んだ。

 来週末のプレミアリーグの開幕戦では、シティがトッテナムと、レスターがウォルバーハンプトンと対戦する。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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